ABOUT THE SPEAKER
Eve Pearlman - Journalist
Eve Pearlman is committed to the work of reinventing and reinvigorating journalistic practice.

Why you should listen

Eve Pearlman is a journalistic innovator, public speaker, writer and thought leader. A lifelong journalist with a deep commitment to serving and building communities, she cofounded Spaceship Media in 2016 with a mission to reduce polarization, build communities and restore trust in journalism.

Earlier in her career, Pearlman was a reporter, blogger, columnist and social media strategist. She is the veteran of two startups: Patch, AOL's effort at serving local news markets; and State, a London-based social media platform connecting people around shared interests and views. She holds a bachelor's from Cornell University and a master's in journalism from Northwestern University.

More profile about the speaker
Eve Pearlman | Speaker | TED.com
TED Salon Doha Debates

Eve Pearlman: How to lead a conversation between people who disagree

イヴ・パールマン: 意見の対立する者同士の会話をリードする方法

Filmed:
2,509,688 views

アメリカ国内で保守派とリベラル派の対立が深刻化する中、議論を呼びがちなトピックについて、どうしたら言葉のニュアンスを汲み取り、相手に対し関心を示し、尊重しながら、上手く会話を成り立たせることができるでしょうか。ベテラン記者のイヴ・パールマンが「ダイアログ(対話型)・ジャーナリズム」について紹介します。これはジャーナリストが社会的・政治的分断のさなかに赴いて、意見が対立する人々の話し合いを支援するプロジェクトです。カリフォルニアに住む25名のリベラル派と、アラバマに住む25名の保守派という、このような機会がなければ接点を持つこともなかった人々が集い、議論を呼ぶテーマについて意見を交換することになります。さて、どんな結果が待っているでしょうか。 「主義主張の違いを超えて他者と真に繋がることは、我が国の民主主義が痛切に求めている特効薬なのです」と、パールマンは訴えかけます。
- Journalist
Eve Pearlman is committed to the work of reinventing and reinvigorating journalistic practice. Full bio

Double-click the English transcript below to play the video.

00:13
So in the run-up立ち上がり to the 2016 election選挙,
0
1208
2768
2016年の大統領選が
近づいてくると
00:16
I was, like most最も of us,
watching見ている the rise上昇 in discord不和 and vitriolビトリオール
1
4000
4559
私自身も含め 多くの人が
世間の雰囲気に不和や辛辣さが増し
00:20
and nastiness不幸 in our publicパブリック spacesスペース.
2
8583
2518
嫌な感じになっていくのを
目の当たりにしました
00:23
It was this crazy狂った uptickアップリック in polarization分極.
3
11125
3476
異常なまでに
二極化が進みました
00:26
It was bothどちらも disheartening気を失う and distressing悲惨な.
4
14625
2542
気が沈むような
痛ましい出来事でした
00:30
And so I started開始した thinking考え,
with a fellow仲間 journalistジャーナリスト, Jeremyジェレミー Hay干し草,
5
18375
3059
そんな中 同じくジャーナリストの
ジェレミー・ヘイと
00:33
about how we mightかもしれない practice練習
our craftクラフト differently異なって.
6
21458
3310
いかに新たな切り口で職務を
遂行できるかを考え始めました
00:36
How we mightかもしれない go to the heartハート of divides分ける,
7
24792
2184
分断の核心 つまり
対立の場に入り込むことは
00:39
to places場所 of conflict紛争,
8
27000
1268
00:40
like journalistsジャーナリスト always have,
9
28292
1517
ジャーナリストの常ですが
00:41
but then, once一度 there,
do something really different異なる.
10
29833
2500
そこからさらに
一歩踏み込んだアプローチです
00:46
We knew知っていた we wanted to take
the coreコア toolsツール of our craftクラフト --
11
34375
2893
ジャーナリズムの基本 つまり
00:49
careful慎重に vetting査定 of information情報,
diligent勤勉な research研究, curiosity好奇心,
12
37292
3684
情報の確認調査 入念なリサーチ
好奇心を持った取り組み
00:53
a commitmentコミットメント to servingサービング the publicパブリック good --
13
41000
2393
公共の福祉に貢献しようという思い
00:55
to servingサービング our democracy民主主義 --
14
43417
1434
民主主義への貢献などをもとに
00:56
and do something new新しい.
15
44875
1458
新たな試みをするのです
00:58
And so we mappedマップされた out this processプロセス,
16
46917
1934
そうした背景から
新たなプロセスを構築したのが
01:00
what we call dialogue対話 journalismジャーナリズム,
17
48875
1768
「ダイアログ・ジャーナリズム」です
01:02
for going to the heartハート
of socialソーシャル and political政治的 divides分ける,
18
50667
3142
社会的・政治的分断のさなかに赴き
01:05
and then, once一度 there, building建物
journalism-supportedジャーナリズム支援 conversations会話
19
53833
3393
意見が割れやすい諸問題について
ジャーナリズムの介入のもとで
01:09
betweenの間に people on opposite反対の sides両側
of polarizing偏光 issues問題.
20
57250
3875
対立グループが
意見交換する機会を設けます
01:15
But how actually実際に to do this
in a world世界 that's so divided分割された,
21
63500
3809
けれど 分断を深める一方の
この世界で
01:19
so deeply深く divided分割された --
22
67333
1435
どう実行したらいいでしょう?
01:20
when we liveライブ in a world世界
23
68792
1267
今や 親類同士でさえ
まともな会話がままならず
01:22
in whichどの cousinsいとこ and aunts叔母 and uncles叔父
can't talk to one another別の,
24
70083
3685
01:25
when we oftenしばしば liveライブ in separate別々の
and distinct明確な newsニュース ecosystems生態系,
25
73792
4101
マスコミは右派・左派に分裂して
それぞれ異なる情報を発信し
01:29
and when we reflexively反射的に
and habitually習慣的に malign悪魔 and dismiss却下する
26
77917
3559
人々は意見の合わない者を
常に反射的に誹謗中傷したり
01:33
those with whom we disagree同意しない?
27
81500
1417
無視したりしている状態です
01:36
But we wanted to try.
28
84542
1517
それでも試したいと思いました
01:38
And so right after the 2016 election選挙,
29
86083
2643
そこで2016年の
大統領選の直後に
01:40
in that time betweenの間に the election選挙
and the inauguration就任,
30
88750
3684
選挙が終わってから
大統領就任式までの間に
01:44
we partnered提携 with the Alabamaアラバマ州 Mediaメディア Groupグループ
to do something really different異なる.
31
92458
4143
アラバマ・メディア・グループの協力のもと
新たな試みを行いました
01:48
We brought持ってきた 25 Trumpトランプ supporters支持者
from Alabamaアラバマ州 together一緒に
32
96625
3226
アラバマに住む
トランプ支持者25名と
01:51
in conversation会話 with
25 Clintonクリントン supporters支持者 from Californiaカリフォルニア.
33
99875
3083
カリフォルニアのクリントン支持者25名を
一堂に集めたのです
01:55
And we brought持ってきた them together一緒に
in a closed閉まっている, moderatedモデレートされた Facebookフェイスブック groupグループ
34
103667
4267
両者を非公開で管理された
フェイスブック・グループに集め
01:59
that we kept保管 open開いた for a month.
35
107958
1625
1か月間 意見交換の場としました
02:03
What we wanted to do
36
111625
1309
私たちが望んだのは
02:04
was to give them a place場所 to engage従事する
with genuine純正 curiosity好奇心 and openness開放性.
37
112958
3935
参加者が好奇心を持って オープンに
交流できる場を設けることでした
02:08
And we wanted to supportサポート them
in building建物 relationships関係,
38
116917
2642
また 参加者同士だけでなく
02:11
not just with each other
but with us as journalistsジャーナリスト.
39
119583
2459
私たちジャーナリストとの
関係の構築も図りました
02:14
And then we wanted to supply供給
facts事実 and information情報 --
40
122917
2767
それから 事実と情報の提供も
行いました
02:17
facts事実 and information情報 that they could
actually実際に receive受け取る and processプロセス
41
125708
3351
参加者が実際に受け止めて消化し
02:21
and use to undergirdアンダーギルド their彼らの conversations会話.
42
129083
2167
対話を進める助けとなる
事実と情報の提供です
02:25
And so as a prelude前奏曲 to this conversation会話,
43
133292
2476
対話を始める前準備として
02:27
the first stepステップ in what we call
dialogue対話 journalismジャーナリズム,
44
135792
2851
ダイアログ・ジャーナリズムの
第一段階では
02:30
we asked尋ねた what they thought
the other side thought of them.
45
138667
4559
相手グループが自分たちに対して
抱いているイメージを想像してもらいました
02:35
So when we asked尋ねた
the Trumpトランプ supporters支持者 from Alabamaアラバマ州
46
143250
3893
アラバマのトランプ支持者に
02:39
what they thought the Clintonクリントン supporters支持者
in Californiaカリフォルニア thought of them,
47
147167
3392
カリフォルニアのクリントン支持者の
自分たちへの印象はどうか聞くと
02:42
this is some of what they said.
48
150583
1893
こんな答えが返ってきました
02:44
"They think we are religious宗教的
Bible聖書 thumpersサンター."
49
152500
2143
「狂信的なキリスト教信者」
02:46
"That we're backwards後方に
and hickishヒキッシュ, and stupid愚か."
50
154667
2191
「時代遅れで愚鈍な田舎者」
02:50
"They think that we all have
Confederate南軍 flagsフラグ in our yardsヤード,
51
158250
2851
「どの家にも 南部連合国旗が掲げられ
02:53
that we're racist人種差別主義者
and sexistセクシスト and uneducated未教育."
52
161125
2143
皆が皆 無学な人種・性差別主義者」
02:55
"They think we're barefoot裸足 and pregnant妊娠している,
with dirt driveways車道."
53
163292
3125
「靴も履かず 常に子供を身ごもり
家の前は舗装もされていない」
02:59
"And they think we're all prissy小うるさい butts
54
167458
1851
「揃いも揃って 気難し屋で
03:01
and that we walk歩く around in hoopフープ skirtsスカート
with cottonコットン fieldsフィールド in the backgroundバックグラウンド."
55
169333
3810
古臭い輪骨入りスカートで歩き回り
背景には綿花畑がある」
03:05
And then we asked尋ねた that same同じ question質問
of the Californiansカリフォルニア 州:
56
173167
2726
次に カリフォルニアの参加者に
全く同じ質問をしました
03:07
"What do you think
the Alabamiansアラバミアン think about you?"
57
175917
2851
「アラバマの人々が皆さんに
どんなイメージを抱くと思いますか」
03:10
And they said this:
"That we're crazy狂った, liberalリベラル Californiansカリフォルニア 州."
58
178792
3351
すると 返ってきた答えは
「クレイジーでリベラルなカリフォルニア人」
03:14
"That we're not patriotic愛国的."
59
182167
1476
「非国民」
03:15
"We're snobby鼻持ち ならない and we're elitistエリート主義者."
60
183667
1572
「気取ったエリート主義者」
03:17
"We're godless無神経 and we're permissive許容的
with our children子供."
61
185263
2583
「無神論者で子に甘い」
03:20
"And that we're focused集中した
on our careersキャリア, not our family家族."
62
188542
2642
「家族よりキャリアを優先する人たち」
03:23
"That we're elitistエリート主義者,
pie-in-the-skyパイの空 intellectuals知識人,
63
191208
2601
「エリート主義で非現実的なインテリで
03:25
richリッチ people, Whole全体 Foods-eating食べ物-食べる,
64
193833
2560
裕福で オーガニック食品を食べ
03:28
very out of touchタッチ."
65
196417
1291
とても非現実的な人たち」
03:31
So by asking尋ねる questions質問 like this
at the start開始 of everyすべて conversation会話
66
199667
3601
対話をする前に こうした質問で
03:35
and by identifying識別
and sharing共有 stereotypesステレオタイプ,
67
203292
3226
自分たちが抱くステレオタイプを
自覚し 共有してもらうと
03:38
we find that people --
people on all sides両側 --
68
206542
2226
どちらの側の人々も
03:40
beginベギン to see the simplistic単純化した and oftenしばしば
mean-spirited意地悪 caricatures似顔絵 they carryキャリー.
69
208792
5226
自分たちが 短絡的で 時に意地の悪い
戯画的イメージを持っていると分かります
03:46
And in that --
70
214042
1267
そこで
03:47
after that, we can move動く
into a processプロセス of genuine純正 conversation会話.
71
215333
2959
そこから真の対話への
プロセスへと進めるのです
03:52
So in the two years since以来 that launch打ち上げ --
Californiaカリフォルニア/Alabamaアラバマ州 Projectプロジェクト --
72
220875
3309
カリフォルニア/アラバマ・プロジェクトの
発足から2年が経った今
03:56
we've私たちは gone行った on to hostホスト
dialogues対話 and partnershipsパートナーシップ
73
224208
2268
各地で多くの対話を主催し
03:58
with mediaメディア organizations組織
across横断する the country.
74
226500
2518
全米のメディアとも連携しました
04:01
And they've彼らは been about
some of our most最も contentious争う issues問題:
75
229042
2809
そこで取り上げられたのは
意見の最も割れるトピック
04:03
guns, immigration移民, raceレース, education教育.
76
231875
2417
銃規制、移民、人種
そして教育問題です
04:07
And what we found見つけた,
77
235917
1601
そこで分かったのは
04:09
remarkably著しく,
78
237542
1267
驚くべきことに
04:10
is that realリアル dialogue対話 is in fact事実 possible可能.
79
238833
2601
真の対話を行うのは
実に可能であるということです
04:13
And that when given与えられた a chanceチャンス
and structure構造 around doing so,
80
241458
3268
また チャンスと場さえ
与えられれば
04:16
manyたくさんの, not all,
but manyたくさんの of our fellow仲間 citizens市民
81
244750
2434
全員とは言わなくても
多くの国民が
04:19
are eager熱心な to engage従事する with the other.
82
247208
2125
意見の違う人と対話を
したがっていることです
04:24
Too oftenしばしば journalistsジャーナリスト
have sharpened鋭い divides分ける
83
252625
2476
何かと ジャーナリストは
話題作りや読者稼ぎ
04:27
in the name of dramaドラマ or readership読者層
or in serviceサービス to our own自分の views再生回数.
84
255125
3583
意見の主張といった大義名分のもとで
分断を加速させがちです
04:31
And too oftenしばしば we've私たちは gone行った to each side
quoting引用 a partisanパルチザン voice音声 on one side
85
259666
3518
また分断された両方の
両極端な意見を引用して
04:35
and a partisanパルチザン voice音声 on the other
86
263208
1851
04:37
with a telling伝える anecdotal逸話 lead
and a pithy哀れな final最後の quote見積もり,
87
265083
2935
効果的なエピソードを含む要旨と
明快な引用文で
04:40
all of whichどの readers読者
are keen熱心な to mine鉱山 for biasバイアス.
88
268042
2333
偏向報道を求める読み手に
訴えかけるのです
04:43
But our dialogue-based対話ベース processプロセス
has a slowerもっとゆっくり paceペース and a different異なる centerセンター.
89
271667
4583
ですが 私たちの対話型のプロセスは
ペースが緩やかで重点が異なります
04:49
And our work is guided案内された by the principle原理
90
277375
2726
また 私たちの取り組みを導く原則は
04:52
that dialogue対話 across横断する difference
is essential本質的な to a functioning機能する democracy民主主義,
91
280125
3768
民主主義が機能するためには
意見の違いを超えた対話が不可欠であり
04:55
and that journalismジャーナリズム and journalistsジャーナリスト
have a multifaceted多面 role役割 to play遊びます
92
283917
4101
ジャーナリズムや それに携わる者は
それを支援する多くの役割を担うというものです
05:00
in supportingサポートする that.
93
288042
1291
05:03
So how do we work?
94
291125
1708
では どのように進めているかというと
05:05
At everyすべて stageステージ,
we're as transparentトランスペアレント as possible可能
95
293583
3101
プロジェクトの各段階において
手法と動機について
05:08
about our methodsメソッド and our motives動機.
96
296708
2101
できる限りの透明性を保ちます
05:10
At everyすべて stageステージ, we take time
to answer回答 people's人々の questions質問 --
97
298833
2851
それぞれの段階で
参加者からの質問を募り
05:13
explain説明する why we're doing what we're doing.
98
301708
2000
プロジェクト遂行の目的を説明します
05:16
We tell people that it's not a trapトラップ:
99
304375
2351
これは策略などではないし
05:18
no one's一人 there to tell you you're stupid愚か,
100
306750
1976
参加者が馬鹿に
されることもなければ
05:20
no one's一人 there to tell you
your experience経験 doesn't matter問題.
101
308750
3393
参加者の経験を
軽視することもないと伝えます
05:24
And we always ask尋ねる
for a really different異なる sortソート of behavior動作,
102
312167
3059
また 参加者にはいつも
態度を改めて臨むように頼みます
05:27
a repatterning再パターン化 away
from the reflexive反射的な name-calling名前呼び出し,
103
315250
3184
反射的に罵り合うようなことは
避けてもらいます
05:30
so entrenched定着した in our discourse談話
104
318458
1476
あまりに日常的になりすぎて
05:31
that most最も of us, on all sides両側,
don't even notice通知 it anymoreもう.
105
319958
4000
主義主張に関係なく
気付きもしないような行為ですが
05:37
So people oftenしばしば come
into our conversations会話 a bitビット angrily怒って.
106
325917
3059
参加してすぐは
怒ったような態度が見られがちです
05:41
They say things like,
"How can you believe X?"
107
329000
2476
よく聞かれるのは
「Xだと考えるなんて理解不能だ」
05:43
and "How can you read読む Y?"
108
331500
1893
「Y紙を読むなんて
正気の沙汰じゃない」
05:45
and "Can you believe that this happened起こった?"
109
333417
2708
「なぜこんなことになったのか
分からない」などです
05:49
But generally一般的に, in this miracle奇跡
that delights楽しい us everyすべて time,
110
337083
3601
けれど 嬉しいことに
大抵の場合 奇跡的に
05:52
people beginベギン to introduce紹介する themselves自分自身.
111
340708
1768
皆が自己紹介を始めます
05:54
And they beginベギン to explain説明する
who they are and where they come from,
112
342500
3059
まずは自分のこと
名前と職業や出身地から始まり
05:57
and they beginベギン to ask尋ねる
questions質問 of one another別の.
113
345583
2518
お互いに質問を投げかけます
06:00
And slowlyゆっくり, over time, people circleサークル back
again and again to difficult難しい topicsトピック,
114
348125
4059
そして ゆっくり時間をかけて
難しい話題に話を戻していきます
06:04
each time with a little more empathy共感,
a little more nuanceニュアンス,
115
352208
3018
その度に 相手への共感
細かなニュアンスの汲み取り
06:07
a little more curiosity好奇心.
116
355250
1292
関心が強まっていきます
06:09
And our journalistsジャーナリスト and moderatorsモデレーター
work really hardハード to supportサポート this
117
357958
3185
ジャーナリストとモデレーターも
手を尽くして これを支援します
06:13
because it's not a debateディベート,
it's not a battle戦い,
118
361167
2726
なぜなら これは討論でも
喧嘩でもなく
06:15
it's not a Sunday日曜日 morning talk showショー.
119
363917
2142
日曜朝の討論番組でもないからです
06:18
It's not the flinging投げ of talking話す pointsポイント.
120
366083
2810
論点をぶつけ合う場ではなく
06:20
It's not the stackingスタッキング of memesミームズ and gifsGif
121
368917
1892
言い分を立証してくれる画像や
06:22
or articles記事 with headlines見出し
that prove証明する a pointポイント.
122
370833
2768
記事の見出しを
引き合いに出す場でもないのです
06:25
And it's not about scoringスコアリング
political政治的 victories勝利 with question質問 trapsトラップ.
123
373625
3417
また 相手を引っかけるような質問で
政治的勝利を収める場でもないのです
06:31
So what we've私たちは learned学んだ is that our state状態
of discord不和 is bad悪い for everyoneみんな.
124
379542
5184
ここで学んだのは 不和の状態は
誰の得にもならないと言うことです
06:36
It is a deeply深く unhappy不幸 state状態 of beingであること.
125
384750
2167
それは非常に不幸な状態です
06:39
And people tell us this again and again.
126
387750
2268
多くの参加者が繰り返し
同じことを言います
06:42
They say they appreciate感謝する the chanceチャンス
to engage従事する respectfully敬意を,
127
390042
3434
相手に敬意と関心と
広い心で接することができる機会に
06:45
with curiosity好奇心 and with openness開放性,
128
393500
1601
感謝しており
06:47
and that they're gladうれしい and relieved安心した
for a chanceチャンス to put down their彼らの arms武器.
129
395125
3917
そして 停戦状態になる機会が持て
嬉しく思うし ほっとしたと
06:52
And so we do our work in direct直接 challengeチャレンジ
130
400208
2560
このプロジェクトは
今の我が国の政治的風潮に
06:54
to the political政治的 climate気候
in our country right now,
131
402792
2934
直接疑問を投げかけるべく
行っています
06:57
and we do it knowing知っている
that it is difficult難しい, challenging挑戦 work
132
405750
2809
意見の対立する人々が
意見交換するのを支援することが
07:00
to holdホールド and supportサポート people
in opposing反対 backgrounds背景 in conversation会話.
133
408583
3709
至難の技であることは
承知の上で 実行に移しました
07:05
And we do it knowing知っている
democracy民主主義 depends依存する on our ability能力
134
413333
3518
民主主義は 私たちが共通の問題を
共に解決していく能力に
07:08
to address住所 our shared共有 problems問題 together一緒に.
135
416875
2125
かかっていることも
念頭に置きました
07:11
And we do this work by puttingパッティング communityコミュニティ
at the heartハート of our journalisticジャーナリズム processプロセス,
136
419917
3892
また ジャーナリズムのプロセスの
中核にコミュニティを据えました
自分のエゴを抑えて
まずは相手の話をよく聞き
07:15
by puttingパッティング our egosエゴス to the side
to listen first, to listen deeply深く,
137
423833
3601
07:19
to listen around
and throughを通して our own自分の biasesバイアス,
138
427458
2935
自分の先入観や考え方から
離れて耳を傾け
07:22
our own自分の habits習慣 of thought,
139
430417
1476
07:23
and to supportサポート othersその他 in doing the same同じ.
140
431917
1916
他の人たちも
そうできるよう協力します
07:27
And we do this work
141
435708
1310
また 私たちは
07:29
knowing知っている that journalismジャーナリズム
as an institution機関 is struggling苦しい,
142
437042
2642
制度としてのジャーナリズムが
苦境に立たされており
07:31
and that it has always had a role役割 to play遊びます
and will continue持続する to have a role役割 to play遊びます
143
439708
3893
現在もこれからも考えや見解の交換を
支援する上で果たすべき役割を担うからこそ
07:35
in supportingサポートする the exchange交換
of ideasアイデア and views再生回数.
144
443625
2167
この取り組みを行いました
07:40
For manyたくさんの of the participants参加者
in our groupsグループ,
145
448458
2060
グループ参加者の多くにとって
07:42
there are lasting永続する reverberations反響.
146
450542
2101
終了後も反響が続きました
07:44
Manyたくさんの people have become〜になる Facebookフェイスブック friends友達
and in-real-lifeイン・リアル・ライフ friends友達 too,
147
452667
3309
多くの人が 政治的考えの違いを超えて
フェイスブックや実生活で
07:48
across横断する political政治的 lines.
148
456000
1476
友達関係になっています
07:49
After we closed閉まっている that first
Trumpトランプ/Clintonクリントン projectプロジェクト,
149
457500
3559
トランプ/クリントン・プロジェクトの
第1回目が終わった後
07:53
about two-thirds3分の2 of the women女性 went行った on
to form their彼らの own自分の Facebookフェイスブック groupグループ
150
461083
3310
約3分の2の女性が
フェイスブック・グループを作り
07:56
and they chose選択した a moderatorモデレータ from each state状態
151
464417
2000
各州にモデレーターを置き
07:58
and they continue持続する to talk
about difficult難しい and challenging挑戦 issues問題.
152
466441
3743
難しい話題について
意見の交換を続けています
08:02
People tell us again and again
that they're grateful感謝する for the opportunity機会
153
470208
3435
参加者はプロジェクトに
参加する機会を得たことへの感謝を
08:05
to be a part of this work,
154
473667
1309
繰り返し 口にします
08:07
grateful感謝する to know that people
on the other side aren'tない crazy狂った,
155
475000
3268
意見が異なる人たちが
決して気が違っている訳ではないと分かり
08:10
grateful感謝する that they've彼らは had a chanceチャンス
to connect接続する with people
156
478292
2684
この機会がなければ
決して知り合わなかった人と
08:13
they wouldn'tしないだろう have otherwiseさもないと talked話した to.
157
481000
1875
繋がりを持てたことへの感謝です
08:16
A lot of what we've私たちは seen見た and learned学んだ,
158
484708
1810
私たちが目にし 学んだことの多くは
08:18
despite何と the fact事実 that we call
ourselves自分自身 Spaceship宇宙船 Mediaメディア,
159
486542
2642
「スペースシップ・メディア」という
団体名に反して
08:21
is not at all rocketロケット science科学.
160
489208
1435
さほど難しくありません
08:22
If you call people names名前,
if you labelラベル them, if you insult侮辱 them,
161
490667
3184
人を罵ったり レッテルを貼ったり
侮辱するようなことをすれば
08:25
they are not inclined傾斜 to listen to you.
162
493875
1875
相手は話を聞いてくれなくなります
08:28
Snarkスナーク doesn't help, shame doesn't help,
163
496458
2185
人に対する皮肉や辱めや
08:30
condescension軽蔑 doesn't help.
164
498667
1916
見下すことで
解決にはつながりません
08:33
Genuine本物 communicationコミュニケーション
takes practice練習 and effort努力
165
501958
3226
真のコミュニケーションには
実践と努力
08:37
and restraint拘束 and self-awareness自己認識.
166
505208
1750
自我の抑制と自己認識が必要です
08:40
There isn't an algorithmアルゴリズム
to solve解決する where we are.
167
508250
3125
今の状態を良くするための
アルゴリズムなどありません
08:44
Because realリアル human人間 connection接続
is in fact事実 realリアル human人間 connection接続.
168
512417
3415
人同士の真の繋がりは
人が実際に繋がなければ成立しないのです
08:49
So lead with curiosity好奇心,
169
517082
2019
ですから 相手に関心を示して
08:51
emphasize強調する discussion討論 not debateディベート,
170
519125
1683
討論でなく議論を重んじ
08:52
get out of your siloサイロ,
171
520832
2000
殻を打ち破ってください
08:56
because realリアル connection接続
across横断する difference ...
172
524125
3768
主義主張を超えて
相手と真に繋がることは
08:59
this is a salve軟膏
that our democracy民主主義 sorely痛い needsニーズ.
173
527917
2875
我が国の民主主義が
痛切に求めている特効薬なのです
09:04
Thank you.
174
532083
1268
ありがとうございました
09:05
(Applause拍手)
175
533375
3083
(拍手)
Translated by Yoko Faulkner
Reviewed by Moe Shoji

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ABOUT THE SPEAKER
Eve Pearlman - Journalist
Eve Pearlman is committed to the work of reinventing and reinvigorating journalistic practice.

Why you should listen

Eve Pearlman is a journalistic innovator, public speaker, writer and thought leader. A lifelong journalist with a deep commitment to serving and building communities, she cofounded Spaceship Media in 2016 with a mission to reduce polarization, build communities and restore trust in journalism.

Earlier in her career, Pearlman was a reporter, blogger, columnist and social media strategist. She is the veteran of two startups: Patch, AOL's effort at serving local news markets; and State, a London-based social media platform connecting people around shared interests and views. She holds a bachelor's from Cornell University and a master's in journalism from Northwestern University.

More profile about the speaker
Eve Pearlman | Speaker | TED.com

Data provided by TED.

This site was created in May 2015 and the last update was on January 12, 2020. It will no longer be updated.

We are currently creating a new site called "eng.lish.video" and would be grateful if you could access it.

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