ABOUT THE SPEAKER
Lucy Kalanithi - Caregiver
Lucy Kalanithi is dedicated to helping others choose the health care and end-of-life experiences that best align with their values.

Why you should listen

Stanford internist Lucy Kalanithi is the widow of neurosurgeon and writer Paul Kalanithi, who was diagnosed with Stage IV lung cancer at age 36. Shortly after his diagnosis, Paul wrote about his transformation from doctor to patient, and explored what makes life worth living in the face of death in his poignant memoir When Breath Becomes Air. After Paul died in 2015, Lucy completed his memoir and wrote its powerful epilogue. As a caregiver for her husband during all phases of his illness and as a practicing physician and a thinker on healthcare value, Lucy is dedicated to helping others choose the health care and end-of-life experiences that best align with their values. She lives in the Bay Area with her and Paul’s daughter, Cady.

More profile about the speaker
Lucy Kalanithi | Speaker | TED.com
TEDMED 2016

Lucy Kalanithi: What makes life worth living in the face of death

ルーシー・カラニシ: 死に直面したとき、人生に生きる価値を与えてくれるのは

Filmed:
2,258,354 views

この深く心を揺さぶるトークでルーシー・カラニシは、若き神経外科医で末期ガンの診断後に執筆活動に転向した亡き夫ポールについて語り、人生と目的について考えをめぐらせます。「物事を精一杯、経験すること―生も死も、愛することも失うことも―それが私たちにできること」とカラニシは言います。「“苦しみの中でも人間らしくいられる”のではなく、“苦しみの中で人間らしくなる”の」
- Caregiver
Lucy Kalanithi is dedicated to helping others choose the health care and end-of-life experiences that best align with their values. Full bio

Double-click the English transcript below to play the video.

00:12
A few少数 days日々 after my husband Paulポール
was diagnosed診断された with stageステージ IVIV lung cancer,
0
960
6376
夫のポールが ステージ4の肺ガンと
診断されてから数日後
00:19
we were lying嘘つき in our bedベッド at home,
1
7360
2496
家のベッドで ふたりで
横になっていると
00:21
and Paulポール said,
2
9880
1776
ポールが言いました
00:23
"It's going to be OK."
3
11680
1200
「きっと大丈夫だよ」
00:26
And I remember思い出す answering答える back,
4
14040
2496
私はこう答えたのを覚えています
00:28
"Yes.
5
16560
1216
「そうね “大丈夫”の意味が
まだ分からないだけよね」
00:29
We just don't know what OK means手段 yetまだ."
6
17800
3760
00:35
Paulポール and I had met会った as first-year1年目
medical医療 students学生の at Yaleイェール.
7
23320
3496
ポールと私が出会ったのは
ふたりがイェール大学の医学生1年目のときです
00:38
He was smartスマート and kind種類 and superスーパー funny面白い.
8
26840
3440
彼は頭がよく 優しくて
とっても面白い人でした
00:42
He used to keep a gorillaゴリラ suitスーツ
in the trunkトランク of his car,
9
30880
3816
車のトランクに
ゴリラの着ぐるみが積んであって
00:46
and he'd彼は say, "It's for emergencies緊急事態 only."
10
34720
2416
こう言うんです
「緊急用にね」
00:49
(Laughter笑い)
11
37160
1200
(笑)
00:51
I fell落ちた in love with Paulポール as I watched見た
the careお手入れ he took取った with his patients患者.
12
39200
3720
ポールが患者さんと接する姿を見るうち
私は恋に落ちていました
00:55
He stayed滞在した late遅く talking話す with them,
13
43400
2176
彼は患者さんと話すため
遅くまで病院にいました
00:57
seekingシーク to understandわかる
the experience経験 of illness病気
14
45600
3456
病という経験を
理解しようとしていたのです
01:01
and not just its technicalities技術.
15
49080
2120
技術面の理解だけではなかったんです
01:04
He later後で told me he fell落ちた in love with me
16
52560
2216
後に彼は 私に恋をした瞬間を
教えてくれました
01:06
when he saw me cry泣く over an EKGEKG
of a heartハート that had ceased停止した beating打つ.
17
54800
5040
心拍停止を知らせる心電図に
私が声を上げて泣くのを見たときだったと
01:13
We didn't know it yetまだ,
18
61120
1536
当時は思いもしませんでしたが
01:14
but even in the heady頭がおかしい days日々 of young若い love,
19
62680
3136
幸せいっぱいで
愛を育んでいたときでさえ
01:17
we were learning学習 how
to approachアプローチ suffering苦しみ together一緒に.
20
65840
3120
私たちは患者さんの苦しみに
どう関わるべきかを学んでいたのです
01:22
We got married既婚 and becameなりました doctors医師.
21
70840
2376
私たちは結婚して 医師になりました
01:25
I was workingワーキング as an internist内部主義者
22
73240
2016
私が内科医として働き
01:27
and Paulポール was finishing仕上げ his trainingトレーニング
as a neurosurgeon神経外科医
23
75280
4056
ポールが神経外科医としての研修を
終えようとしていた頃のことです
01:31
when he started開始した to lose失う weight重量.
24
79360
1640
彼の体重が減り始めました
01:34
He developed発展した excruciating悲惨な back pain痛み
and a cough that wouldn'tしないだろう go away.
25
82480
4920
耐えがたい背部痛と 止まらない咳に
悩まされるようになりました
01:40
And when he was admitted認められた to the hospital病院,
26
88400
2136
そして入院したところ
01:42
a CTCT scanスキャン revealed明らかに tumors腫瘍
in Paul'sポールの lungs and in his bones骨格.
27
90560
4080
CTスキャンで
肺と骨に 腫瘍が見つかりました
01:48
We had bothどちらも cared世話された for patients患者
with devastating壊滅的な diagnoses診断;
28
96640
3600
ふたりとも 深刻な診断を受けた
患者さんを担当してきましたが
01:53
now it was our turn順番.
29
101200
2360
今それが 我が事になったのです
01:58
We lived住んでいました with Paul'sポールの illness病気
for 22 months数ヶ月.
30
106720
2600
私たちは 22か月の闘病生活を
経験しました
02:01
He wrote書きました a memoir回顧録 about facing直面する mortality死亡.
31
109920
2520
彼は死に直面しての思いを
回顧録に綴りました
02:05
I gave与えた birth誕生 to our daughter Cadyカディ,
32
113320
2160
私は娘のケイディを出産し
02:08
and we loved愛された her and each other.
33
116240
1680
私たちは娘を そして互いを愛しました
02:10
We learned学んだ directly直接 how to struggle闘争
throughを通して really toughタフ medical医療 decisions決定.
34
118720
4640
苦悶しながらも 非常に難しい医学的決断を
どう下していくのか 直接学びました
02:17
The day we took取った Paulポール
into the hospital病院 for the last time
35
125320
3575
ポールを最後に入院させたときが
02:20
was the most最も difficult難しい day of my life.
36
128919
2041
私の人生で最もつらい日となりました
02:24
When he turned回した to me at the end終わり
37
132560
1976
彼は最後にこちらを振り向き
02:26
and said, "I'm ready準備完了,"
38
134560
2480
言ったんです
「覚悟はできてる」
02:31
I knew知っていた that wasn'tなかった just a brave勇敢な decision決定.
39
139000
2680
それが単なる勇敢な決断ではないと
私には分かっていました
02:34
It was the right one.
40
142280
1320
それは正しい決断でした
02:36
Paulポール didn't want a ventilator人工呼吸器 and CPRCPR.
41
144680
2880
ポールは人工呼吸器と心肺蘇生法を
希望しなかったのです
02:40
In that moment瞬間,
42
148360
1496
あの瞬間
02:41
the most最も important重要 thing to Paulポール
43
149880
2600
ポールにとって最も重要なことは
02:45
was to holdホールド our baby赤ちゃん daughter.
44
153560
1680
赤ん坊だった娘を抱くことでした
02:49
Nineナイン hours時間 later後で,
45
157240
1816
9時間後
02:51
Paulポール died死亡しました.
46
159080
1200
ポールは亡くなりました
02:55
I've always thought of myself私自身
as a caregiver介護者 --
47
163960
2256
私はケアを提供する者だと
ずっと思ってきました
02:58
most最も physicians医師 do --
48
166240
2056
大抵の医者がそうです
03:00
and taking取る careお手入れ of Paulポール
deepened深く what that meant意味した.
49
168320
2800
でも ポールのケアをすることで
その意味は深まりました
03:04
Watching見ている him reshape形を変える
his identity身元 during his illness病気,
50
172120
3616
病のなかで彼が
アイデンティティを再形成するのを見て
03:07
learning学習 to witness証人 and accept受け入れる his pain痛み,
51
175760
3496
苦痛に立ち会い
それを受け入れることを学び
03:11
talking話す together一緒に throughを通して his choices選択肢 --
52
179280
2536
彼の選択に際し共に話し合うー
03:13
those experiences経験 taught教えた me
53
181840
1416
そんな経験から私が学んだのは
03:15
that resilience反発力 does not mean
bouncingバウンス back to where you were before,
54
183280
5256
レジリエンスとは
以前の自分に戻ることではなく
03:20
or pretendingふりをする that
the hardハード stuffもの isn't hardハード.
55
188560
2680
困難なことが 困難でないふりを
するのでもないことです
03:24
It is so hardハード.
56
192120
2000
病むとは とても困難なことなんです
03:27
It's painful痛い, messy厄介な stuffもの.
57
195160
3280
苦しくて 滅茶苦茶なことです
03:31
But it's the stuffもの.
58
199320
1416
でも そういうものなんです
03:32
And I learned学んだ that when we
approachアプローチ it together一緒に,
59
200760
3240
私が学んだのは
誰かと一緒にそれに向き合えば
03:37
we get to decide決めます what success成功 looks外見 like.
60
205120
3680
何を良しとするのか
自分たちで決められるということです
03:43
One of the first things
Paulポール said to me after his diagnosis診断 was,
61
211080
3320
診断を受けてすぐに
彼が言ったことの1つは
03:47
"I want you to get remarried再婚した."
62
215360
1520
「誰かと再婚してほしい」
03:50
And I was like, whoaウア, I guess推測
we get to say anything out loud大声で.
63
218480
3336
私は「ワォ」とか言っちゃって
何でも口に出しちゃうんです
03:53
(Laughter笑い)
64
221840
2536
(笑)
03:56
It was so shockingショッキング
65
224400
2056
すごく衝撃的で
03:58
and heartbreaking悲惨な ...
66
226480
1800
胸が張り裂けそうで・・・
04:01
and generous寛大な,
67
229440
1216
寛大だと感じたし
04:02
and really comforting慰め
68
230680
1496
じつに心が安らぎもしました
04:04
because it was so starkly突然 honest正直な,
69
232200
2576
なぜなら彼の言葉は 全く率直で
04:06
and that honesty正直 turned回した out
to be exactly正確に what we needed必要な.
70
234800
3120
その率直さこそが 私たちに
必要なものだったと気づいたんです
04:10
Early早い in Paul'sポールの illness病気,
71
238760
1696
彼の病気が分かった早い段階で
04:12
we agreed同意した we would
just keep saying言って things out loud大声で.
72
240480
3360
私たちは 何でも口に出して
言い合うことにしました
04:17
Tasksタスク like making作る a will,
73
245400
2296
遺言書の作成や
04:19
or completing完了 our advance前進 directives指令 --
74
247720
2656
事前指示書の完成など
04:22
tasksタスク that I had always avoided避ける --
75
250400
2576
私がずっと避けていたことは
04:25
were not as daunting大変なこと as they once一度 seemed見えた.
76
253000
2280
思っていたほど
気落ちすることではありませんでした
04:28
I realized実現した that completing完了
an advance前進 directive指令 is an act行為 of love --
77
256040
4359
事前指示書を仕上げることは
ひとつの 愛の営みだと悟りました
04:33
like a wedding結婚式 vow誓い.
78
261480
1560
結婚の誓いのようなものです
04:35
A pact協定 to take careお手入れ of someone誰か,
79
263720
2256
相手のケアをするという誓いです
04:38
codifyingコード化する the promise約束する
80
266000
2296
その約束を成文化するのです
04:40
that tilティル death do us part,
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268320
1920
死がふたりを分かつまで
04:43
I will be there.
82
271240
1240
寄り添いますと
04:45
If needed必要な, I will speak話す for you.
83
273960
2440
もし必要なら あなたの代弁者になり
04:49
I will honor名誉 your wishes願い.
84
277200
2280
あなたの願いを尊重するつもりだと
04:53
That paperwork書類作成 becameなりました
a tangible有形 part of our love storyストーリー.
85
281280
3360
そうした書類は 私たちの愛の物語を
形あるものにしてくれました
04:59
As physicians医師,
86
287040
1216
医師である ポールと私は
05:00
Paulポール and I were in a good positionポジション
87
288280
1656
05:01
to understandわかる and even
accept受け入れる his diagnosis診断.
88
289960
3160
彼への診断を理解し
受け入れやすくもある立場にいました
05:06
We weren'tなかった angry怒っている about it,
89
294120
1336
幸いにも 腹は立ちませんでした
05:07
luckily幸運にも,
90
295480
1216
05:08
because we'd結婚した seen見た so manyたくさんの patients患者
in devastating壊滅的な situations状況,
91
296720
4136
これまで 悲痛な状況にある
非常に多くの患者さんを見てきて
05:12
and we knew知っていた that death is a part of life.
92
300880
2680
死は人生の一部だと
知っていたからです
05:17
But it's one thing to know that;
93
305880
1576
でも知ることも大事ですが
05:19
it was a very different異なる experience経験
94
307480
1656
重篤な病の悲しみや不確実性のなかを
05:21
to actually実際に liveライブ with the sadness悲しみ
and uncertainty不確実性 of a serious深刻な illness病気.
95
309160
4480
実際に生きるというのは
非常に異なる経験です
05:26
Huge巨大 strides歩み are beingであること made
againstに対して lung cancer,
96
314720
3216
現在までに 肺ガンの治療は
大きく進歩してきていますが
05:29
but we knew知っていた that Paulポール likelyおそらく had
months数ヶ月 to a few少数 years left to liveライブ.
97
317960
4760
ポールの余命は数か月から数年だと
私たちは知っていました
05:36
During that time,
98
324720
1216
その間
05:37
Paulポール wrote書きました about his transition遷移
from doctor医師 to patient患者.
99
325960
2800
医師から患者へ立場が変わったことについて
ポールは文章を綴りました
05:41
He talked話した about feeling感じ
like he was suddenly突然 at a crossroads交差点,
100
329680
4056
突然 岐路に立たされたように
感じたことや
05:45
and how he would have thought
he'd彼は be ableできる to see the pathパス,
101
333760
2800
自分は非常に多くの患者さんを
治療してきたのだから
05:49
that because he treated治療された so manyたくさんの patients患者,
102
337320
2736
自分の進む道は分かるはず―
患者さんの歩みをたどってもよい
05:52
maybe he could followフォローする in their彼らの footsteps足音.
103
340080
2280
そう考えていたことなどを語りました
05:55
But he was totally完全に disoriented混乱した.
104
343280
1800
しかし彼は
方向を見失っていました
05:58
Ratherむしろ than a pathパス,
105
346440
1776
進む道などではなく
06:00
Paulポール wrote書きました,
106
348240
1496
彼が書いたのはこうでした
06:01
"I saw instead代わりに
107
349760
2056
「代わりに僕が見たのは
06:03
only a harsh厳しい, vacant空いている,
gleaming輝く white desert砂漠.
108
351840
4160
荒涼とした 何もない
ただキラキラ光る白い砂漠だけだった
06:08
As if a sandstorm砂嵐
had erased消去された all familiarity親しみやすさ.
109
356720
3160
まるで砂嵐が馴染みあるもの全てを
かき消してしまったようだった
06:13
I had to face my mortality死亡
110
361160
1840
僕は自分の死に向き合い
06:16
and try to understandわかる
what made my life worth価値 living生活,
111
364000
3600
人生に生きる価値を与えてくれるものは何か
理解しようとしなければならなかった
06:20
and I needed必要な my oncologist's腫瘍専門医
help to do so."
112
368680
3480
それには ガン専門医の助けが必要だった」
06:27
The clinicians臨床医 taking取る careお手入れ of Paulポール
113
375440
2056
ポールを担当した医療スタッフたちを見て
06:29
gave与えた me an even deeperもっと深く appreciation感謝
for my colleagues同僚 in health健康 careお手入れ.
114
377520
4216
私たち医療従事者の真価を
改めて深く認識しました
06:33
We have a toughタフ jobジョブ.
115
381760
1976
私たちの職業はつらいものです
06:35
We're responsible責任ある for helping助ける patients患者
have clarity透明度 around their彼らの prognoses予後
116
383760
4776
私たちには 患者さんが自分の予後や
治療の選択肢をしっかり理解できるよう
06:40
and their彼らの treatment処理 optionsオプション,
117
388560
1976
手助けする責任がありますが
06:42
and that's never easy簡単,
but it's especially特に toughタフ
118
390560
2496
それは決して容易ではなく
難しいことです
06:45
when you're dealing対処する with potentially潜在的
terminalターミナル illnesses病気 like cancer.
119
393080
3680
ガンのように命にかかわる病を
扱うときには特にです
06:50
Some people don't want to know
how long they have left,
120
398320
3696
余命を知りたくない人もいれば
06:54
othersその他 do.
121
402040
1200
知りたいという人もいます
06:55
Eitherいずれか way, we never have those answers答え.
122
403840
2480
どちらにしても 私たちは
答えなど持ってはいません
07:00
Sometimes時々 we substitute代替 hope希望
123
408200
2840
ときに私たちは
最もうまくいった場合のことを強調して
07:04
by emphasizing強調 the best-caseベストケース scenarioシナリオ.
124
412080
2360
希望をもってもらうこともあります
07:08
In a survey調査 of physicians医師,
125
416320
2096
医師を対象としたある調査では
07:10
55 percentパーセント said
they painted描きました a rosierロッシェ picture画像
126
418440
4816
55%の回答者が
患者さんに予後を説明するとき
07:15
than their彼らの honest正直な opinion意見
127
423280
1456
正直な見解よりも
07:16
when describing記述 a patient's患者の prognosis予後.
128
424760
1960
明るい見通しを伝えると
回答しました
07:19
It's an instinct本能 bornうまれた out of kindness親切.
129
427960
2720
それは本能的な親切心からくるものです
07:24
But researchers研究者 have found見つけた
130
432120
1416
しかし調査者が見出したのは
07:25
that when people better understandわかる
the possible可能 outcomes結果 of an illness病気,
131
433560
5216
病のもたらしうる結果を
よりよく理解すれば
07:30
they have lessもっと少なく anxiety不安,
132
438800
1520
不安が低減し
07:33
greater大きい ability能力 to plan計画
133
441080
1760
計画を立てる力が増し
07:35
and lessもっと少なく traumaトラウマ for their彼らの families家族.
134
443840
2320
家族の傷つきも減ることでした
07:40
Families家族 can struggle闘争
with those conversations会話,
135
448800
2736
家族はこういった会話に
強い葛藤を感じるかもしれませんが
07:43
but for us, we alsoまた、 found見つけた that information情報
immensely非常に helpful役に立つ with big大きい decisions決定.
136
451560
6480
そのような情報は 大きな決断をするとき
非常に有用だと分かりました
07:50
Most最も notably特に,
137
458920
1200
最も顕著だったのは
07:53
whetherかどうか to have a baby赤ちゃん.
138
461040
1200
子供をもつか決めるときです
07:56
Months to a few少数 years meant意味した
Paulポール was not likelyおそらく to see her grow成長する up.
139
464800
4960
ポールの余命が数か月から数年ということは
大人になった子供の姿は見られないでしょう
08:02
But he had a good chanceチャンス
of beingであること there for her birth誕生
140
470840
2496
でも子供の誕生と
人生の始まりに立ち会うことは
08:05
and for the beginning始まり of her life.
141
473360
1640
十分できそうです
08:08
I remember思い出す asking尋ねる Paulポール
142
476640
1976
私はポールに
こう尋ねたのを覚えています
08:10
if he thought having持つ
to say goodbyeさようなら to a child
143
478640
3376
子供に別れを告げねばならないなら
08:14
would make dying死ぬ even more painful痛い.
144
482040
2520
死がもっと苦しくなると思うかと
08:18
And his answer回答 astounded驚いた me.
145
486400
1856
彼の答えに私は驚きました
08:20
He said,
146
488280
1696
こう言ったんです
08:22
"Wouldn'tしないだろう it be great if it did?"
147
490000
2240
「そうなったら素晴らしいじゃないか」
08:28
And we did it.
148
496040
1200
それで 子供をもうけました
08:29
Not in order注文 to spite邪悪 cancer,
149
497840
2560
ガンをどうこうするため
ではありません
08:33
but because we were learning学習
150
501520
1856
十分に生きるとは
08:35
that living生活 fully完全に
means手段 accepting受け入れる suffering苦しみ.
151
503400
5160
苦しみを受け入れることだと
学びつつあったからです
08:43
Paul'sポールの oncologist腫瘍医 tailoredテーラード his chemo化学療法薬
152
511880
2416
ポールの主治医は
化学療法を個別に調整して
08:46
so he could continue持続する
workingワーキング as a neurosurgeon神経外科医,
153
514320
3296
彼が神経外科医としての勤務を
続けられるようにしてくれました
08:49
whichどの initially当初 we thought
was totally完全に impossible不可能.
154
517640
2440
当初は全く不可能だと
考えていたことです
08:53
When the cancer advanced高度な
155
521520
1296
ガンが進行して
08:54
and Paulポール shiftedシフトした from surgery手術 to writing書き込み,
156
522840
2520
ポールが外科医の仕事から
執筆に移行した際には
08:58
his palliative緩和的 careお手入れ doctor医師
prescribed所定 a stimulant刺激 medication投薬
157
526200
3336
緩和ケア医は
精神刺激薬を処方してくれました
09:01
so he could be more focused集中した.
158
529560
1600
ポールがより集中できるようにです
09:04
They asked尋ねた Paulポール about
his priorities優先順位 and his worries心配.
159
532600
3680
医師たちはポールに
優先したいことや気がかりなことを尋ねました
09:09
They asked尋ねた him what trade-offsトレードオフ
he was willing喜んで to make.
160
537080
3640
何を優先し 何なら諦められるか
ポールに意思を尋ねたんです
09:14
Those conversations会話
are the bestベスト way to ensure確実に
161
542480
4136
そのような会話は
09:18
that your health健康 careお手入れ matchesマッチ your values.
162
546640
3880
医療のケアと価値観を
確実にマッチさせる最高の手段でした
09:24
Paulポール joked冗談を言った that it's not
like that "birds and beesミツバチ" talk
163
552280
2656
親との「性教育」トークとは違うよと
ポールは冗談を言いました
09:26
you have with your parents,
164
554960
1336
親とそういう話をするとき
09:28
where you all get it over with
as quickly早く as possible可能,
165
556320
2536
極力さっさと終わらせて
そんな話 なかったふりをしますね
09:30
and then pretendふりをする it never happened起こった.
166
558880
1696
でも この会話は
状況の変化に合わせ繰り返されます
09:32
You revisit再訪する the conversation会話
as things change変化する.
167
560600
2896
09:35
You keep saying言って things out loud大声で.
168
563520
2920
しかも口に出して話し続けられます
09:40
I'm forever永遠に grateful感謝する
169
568400
1256
私は実に幸せでした
09:41
because Paul'sポールの clinicians臨床医 feltフェルト
170
569680
2376
なぜならポール担当の医療スタッフは
09:44
that their彼らの jobジョブ wasn'tなかった to try
to give us answers答え they didn't have,
171
572080
3096
自分たちの仕事は
彼らも知らない答えを与えようとしたり
09:47
or only to try to fix修正する things for us,
172
575200
3376
状況を改善しようとだけするのではなく
09:50
but to counsel弁護人 Paulポール
throughを通して painful痛い choices選択肢 ...
173
578600
2800
苦痛な選択について ポールと
話し合うことだと考えていたからです
09:54
when his body was failing失敗する
but his will to liveライブ wasn'tなかった.
174
582320
5000
彼の身体状態は悪化しつつあっても
生への意志は損なわれていないのです
10:01
Later後で, after Paulポール died死亡しました,
175
589440
1560
後に ポールが亡くなってから
10:03
I received受け取った a dozenダース bouquets花束 of flowersフラワーズ,
176
591960
2696
花束を10束くらい受け取りましたが
10:06
but I sent送られた just one ...
177
594680
1520
私は1束だけを・・・
10:09
to Paul'sポールの oncologist腫瘍医,
178
597080
2056
ポールの主治医に贈りました
10:11
because she supportedサポートされる his goalsゴール
179
599160
3456
なぜなら彼女は 彼の目標を支え
10:14
and she helped助けた him weigh体重を計る his choices選択肢.
180
602640
2560
いろいろな選択肢を検討するのを
手伝ってくれたからです
10:18
She knew知っていた that living生活
means手段 more than just staying滞在 alive生きている.
181
606520
4680
生きるとは ただ生存することとは違うと
彼女は知っていたんです
10:25
A few少数 weeks ago,
a patient患者 came来た into my clinic診療所.
182
613720
2896
2、3週間前 ある患者さんが
私の診療所を訪れました
10:28
A woman女性 dealing対処する
with a serious深刻な chronic慢性の disease疾患.
183
616640
3160
重篤な慢性疾患を抱える女性です
10:32
And while we were talking話す
about her life and her health健康 careお手入れ,
184
620880
2896
彼女の人生や医療のケアについて
話し合っていると
10:35
she said, "I love my palliative緩和的 careお手入れ teamチーム.
185
623800
3480
彼女は言いました
「緩和ケアチームは好きよ
10:40
They taught教えた me that it's OK to say 'no''いいえ'."
186
628160
2040
No と言っていいと教えてくれたの」
10:43
Yeah, I thought, of courseコース it is.
187
631640
1800
もちろん 言っていいんです
10:46
But manyたくさんの patients患者 don't feel that.
188
634840
2240
でも多くの患者さんは
そうは感じていません
10:50
Compassion同情 and Choices選択肢 did a study調査
189
638840
2136
Compassion & Choices は
ある研究を実施しました
10:53
where they asked尋ねた people
about their彼らの health健康 careお手入れ preferencesプリファレンス.
190
641000
3200
医療においてどんなケアを好むかを
人々に尋ねたのです
10:56
And a lot of people
started開始した their彼らの answers答え with the words言葉
191
644760
4056
多くの人々の回答は
こんな言葉から始まっていました
11:00
"Well, if I had a choice選択 ..."
192
648840
1440
「もし選べるのなら・・・」
11:04
If I had a choice選択.
193
652040
1560
もし選べるのなら
11:06
And when I read読む that "if,"
194
654880
1896
「もし」というところから
11:08
I understood理解された better
195
656800
2176
私には すっと納得できたことがあります
11:11
why one in four4つの people
196
659000
2856
それは なぜ4人に1人が
11:13
receives受け取る excessive過度の or unwanted不要な
medical医療 treatment処理,
197
661880
4856
過剰な あるいは望まない治療を
受けているのかや
11:18
or watches時計 a family家族 memberメンバー receive受け取る
excessive過度の or unwanted不要な medical医療 treatment処理.
198
666760
5160
家族がそのような治療を受けるのを
見たことがあるのかです
11:25
It's not because doctors医師 don't get it.
199
673600
2096
それは医師が
分かっていないからではありません
11:27
We do.
200
675720
1200
私たちは 分かっています
11:29
We understandわかる the realリアル
psychological心理的 consequences結果
201
677520
2936
私たちは 治療によって
患者さんやご家族の心に
11:32
on patients患者 and their彼らの families家族.
202
680480
2360
実際にどんな影響が及ぶのか
理解しています
11:35
The things is, we deal対処 with them, too.
203
683760
1840
事実 心のケアにも当たっています
11:38
Halfハーフ of criticalクリティカルな careお手入れ nurses看護師
and a quarter四半期 of ICUICU doctors医師
204
686720
5336
救命救急の看護師の半数と
集中治療室の医師の4分の1は
11:44
have considered考慮される quitting辞める their彼らの jobsジョブ
205
692080
2536
退職を考えたことがあると言います
11:46
because of distress苦痛 over feeling感じ
that for some of their彼らの patients患者,
206
694640
4896
患者さんの価値観に合わないケアを
してしまったのではないかという
11:51
they've彼らは provided提供された careお手入れ
that didn't fitフィット with the person's values.
207
699560
3400
患者さんに対する苦悩が原因です
11:57
But doctors医師 can't make sure
your wishes願い are respected敬意を表する
208
705400
2496
でも医師は 患者さんが
何を望んでいるのか知らないと
11:59
until〜まで they know what they are.
209
707920
2200
思いをきちんと
尊重することはできません
12:04
Would you want to be on life supportサポート
if it offered提供された any chanceチャンス of longerより長いです life?
210
712000
3720
命を長らえられるなら
生命維持装置の使用を望みますか?
12:09
Are you most最も worried心配している
about the quality品質 of that time,
211
717000
3616
残された時間の長さよりも
質の方が 大事でしょうか?
12:12
ratherむしろ than quantity?
212
720640
1200
12:14
Bothどちらも of those choices選択肢
are thoughtful思慮深い and brave勇敢な,
213
722720
3280
こういった選択は両方とも
思慮深く勇敢なものですが
12:19
but for all of us, it's our choice選択.
214
727200
1840
誰もが 自ら選ばねばならないものです
12:22
That's true真実 at the end終わり of life
215
730200
1720
人生の終わりに際しても
そうですし
12:24
and for medical医療 careお手入れ throughout全体を通して our lives人生.
216
732920
2576
人生を通じて医療でのケアを
受けるうえでもです
12:27
If you're pregnant妊娠している,
do you want genetic遺伝的な screeningスクリーニング?
217
735520
2856
もしあなたが妊娠していたら
遺伝子スクリーニングを望みますか?
12:30
Is a knee replacement置換 right or not?
218
738400
1920
膝の置換手術は
良いことだと思いますか?
12:33
Do you want to do dialysis透析
in a clinic診療所 or at home?
219
741600
3320
透析を医療機関で受けたいですか
それとも自宅がいいですか?
12:38
The answer回答 is:
220
746600
1200
正解は―
12:40
it depends依存する.
221
748640
1200
あなた次第です
12:42
What medical医療 careお手入れ will help you
liveライブ the way you want to?
222
750560
4480
医療でどんなケアがあれば
あなたが望むように生きられますか?
12:49
I hope希望 you remember思い出す that question質問
223
757080
2216
その問いを覚えていてください
12:51
the next time you face
a decision決定 in your health健康 careお手入れ.
224
759320
3160
自分のケアについて
判断を迫られたときのためにです
12:55
Remember忘れない that you always have a choice選択,
225
763200
3040
覚えていてください
あなたには常に選択肢があり
12:59
and it is OK to say no to a treatment処理
that's not right for you.
226
767240
5720
あなたに合わない治療には
No と言ってよいのです
13:06
There's a poem by W.S. Merwin・ マーウィン --
227
774600
3376
W・S・マーウィンの詩があります
13:10
it's just two sentences文章 long --
228
778000
2296
たった2文の詩です
13:12
that captures捕獲 how I feel now.
229
780320
2120
この詩は今の私の心情を捉えています
13:17
"Your absence不在 has gone行った throughを通して me
230
785000
3096
「あなたの不在が私を貫いた
13:20
like thread throughを通して a needle.
231
788120
2520
まるで糸が針穴を貫くように
13:23
Everything I do
is stitched縫う with its color."
232
791800
3480
私のあらゆる営みには
その色が縫いこまれる」
13:29
For me that poem evokes呼び覚ます my love for Paulポール,
233
797480
3280
私にとってこの詩は
ポールへの愛と
13:33
and a new新しい fortitude強迫
234
801520
1976
彼を愛し 失うことから得た―
13:35
that came来た from loving愛する and losing負け him.
235
803520
3040
新たな不屈の精神を呼び起こすものです
13:40
When Paulポール said, "It's going to be OK,"
236
808360
2400
「きっと大丈夫だよ」と
ポールが言ったとき
13:44
that didn't mean
that we could cure治す his illness病気.
237
812000
3680
それは病気を治せるという
意味ではありませんでした
13:48
Instead代わりに, we learned学んだ to accept受け入れる
bothどちらも joy喜び and sadness悲しみ at the same同じ time;
238
816600
5520
そうではなく 私たちは 喜びと悲しみを
同時に受け入れることを学んだのです
13:55
to uncover明らかにする beauty美しさ and purpose目的
239
823240
3296
そこで気づかされたのは
美しさと目的感覚です
13:58
bothどちらも despite何と and because we are all bornうまれた
240
826560
4160
人は皆 生まれたのに死ぬのであり
そして 生まれたから
14:03
and we all die死ぬ.
241
831520
1200
死んでいくのです
14:06
And for all the sadness悲しみ
and sleepless不眠症 nights夜間,
242
834520
2560
どんなに悲しみに暮れ
眠れぬ夜が続くときにも
14:09
it turnsターン out there is joy喜び.
243
837880
1440
喜びがあることに思い至ります
14:12
I leave離れる flowersフラワーズ on Paul'sポールの grave
244
840440
2616
ポールのお墓に花を供え
14:15
and watch our two-year-old2歳
run走る around on the grass.
245
843080
2720
2歳の娘が
草の上を走り回るのを見ます
14:19
I buildビルドする bonfires焚き火 on the beachビーチ
and watch the sunset日没 with our friends友達.
246
847240
4600
浜辺で焚火をし
友達と日没を眺めます
14:25
Exercise運動 and mindfulness思いやり
meditation瞑想 have helped助けた a lot.
247
853520
3760
運動とマインドフルネス瞑想が
大いに助けになりました
14:30
And somedayいつか,
248
858800
1296
そしていつか
14:32
I hope希望 I do get remarried再婚した.
249
860120
1560
再婚したいと思っています
14:36
Most最も importantly重要なこと,
I get to watch our daughter grow成長する.
250
864560
2760
最も重要なのは 娘の成長を
この目で見られるということです
14:40
I've thought a lot
about what I'm going to say to her
251
868720
3896
彼女が大きくなったら
何を言おうか
14:44
when she's olderより古い.
252
872640
1240
もうだいぶ考えてあります
14:48
"Cadyカディ,
253
876400
1200
「ケイディ ―
14:50
engaging魅力的 in the full満員
range範囲 of experience経験 --
254
878760
3216
物事を精一杯経験しなさい
14:54
living生活 and dying死ぬ,
255
882000
1696
生も死も
14:55
love and loss損失 --
256
883720
1480
愛することも失うことも―
14:58
is what we get to do.
257
886040
1280
それが私たちにできること
15:01
Beingであること human人間 doesn't happen起こる
despite何と suffering苦しみ.
258
889080
5040
“苦しみの中でも人間らしくいられる”
のではなくて
15:07
It happens起こる within以内 it.
259
895680
1280
“苦しみの中で人間らしくなる”の
15:10
When we approachアプローチ suffering苦しみ together一緒に,
260
898960
1720
誰かと一緒に
苦しみに向き合うなら
15:13
when we choose選択する not to hide隠す from it,
261
901600
2080
苦しみの陰に隠れないことを
選択するのなら
15:17
our lives人生 don't diminish消える,
262
905080
1416
生は減衰したりせず
15:18
they expand拡大する."
263
906520
1200
広がっていくのよ」
15:21
I've learned学んだ that cancer
isn't always a battle戦い.
264
909880
2720
ガンになることは
必ずしも戦うことではありません
15:26
Or if it is,
265
914400
1656
あるいは そうだとしても
15:28
maybe it's a fight戦い for something
different異なる than we thought.
266
916080
3000
私たちが思っていたのとは
異なるものとの戦いです
15:32
Our jobジョブ isn't to fight戦い fate運命,
267
920640
2360
私たちがすべきなのは
運命と戦うことではなく
15:36
but to help each other throughを通して.
268
924160
1720
助け合って
運命をやりぬくことなのです
15:39
Not as soldiers兵隊
269
927280
1520
兵士としてではなく
15:42
but as shepherds羊飼い.
270
930000
1200
精神的な指導者としてです
15:45
That's how we make it OK,
271
933920
2056
こうして私たちは
「大丈夫」になるのです
15:48
even when it's not.
272
936000
1480
大丈夫でないときでも
15:51
By saying言って it out loud大声で,
273
939080
1360
声に出して そう言うことで
15:53
by helping助ける each other throughを通して ...
274
941400
1960
互いに助け合って乗り切ることで・・・
15:57
and a gorillaゴリラ suitスーツ never hurts痛い, eitherどちらか.
275
945360
1880
あと ゴリラの着ぐるみも
あってもいいかも
16:00
Thank you.
276
948280
1216
ありがとう
16:01
(Applause拍手)
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Translated by Naoko Fujii
Reviewed by Yuko Yoshida

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ABOUT THE SPEAKER
Lucy Kalanithi - Caregiver
Lucy Kalanithi is dedicated to helping others choose the health care and end-of-life experiences that best align with their values.

Why you should listen

Stanford internist Lucy Kalanithi is the widow of neurosurgeon and writer Paul Kalanithi, who was diagnosed with Stage IV lung cancer at age 36. Shortly after his diagnosis, Paul wrote about his transformation from doctor to patient, and explored what makes life worth living in the face of death in his poignant memoir When Breath Becomes Air. After Paul died in 2015, Lucy completed his memoir and wrote its powerful epilogue. As a caregiver for her husband during all phases of his illness and as a practicing physician and a thinker on healthcare value, Lucy is dedicated to helping others choose the health care and end-of-life experiences that best align with their values. She lives in the Bay Area with her and Paul’s daughter, Cady.

More profile about the speaker
Lucy Kalanithi | Speaker | TED.com

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