ABOUT THE SPEAKER
Karina Galperin - Literary scholar
Karina Galperin studies the culture, language and literature of early modern Iberia.

Why you should listen

Karina Galperin spends long hours reading old books, with old spelling, in her office at Universidad Torcuato Di Tella in Buenos Aires, Argentina. She received her Ph.D. in Romance Languages and Literatures from Harvard University in 2002, specializing in early modern Spanish literature.

In her scholarship and teaching, she became familiar with the discussions on spelling that took place in Spanish and other languages from as early as the 15th century to today. However, what ended up calling her attention to the spelling issue was the convergence of her academic awareness with other experiences. As a social media user, she noticed how spelling mistakes are frequently pointed out with unusual harshness and contempt. As a mother, she saw her children devote huge amounts of time to memorizing words and rules, in detriment to other aspects of language.

More profile about the speaker
Karina Galperin | Speaker | TED.com
TEDxRiodelaPlata

Karina Galperin: Should we simplify spelling?

カリーナ・ガルペリン: 発音通りに言葉を綴ろう

Filmed:
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言葉の綴りを覚えるのに、私たちはどれほどのエネルギーと頭を使っているでしょうか? 言語は時と共に進化し、それと共に綴り方も進化します。際限なく例外が存在するルールを覚えるのに、これほどまでに時間を費やす意味はあるでしょうか? 文学研究者であるカリーナ・ガルペリンが、言語についての考え方とその記録方法について、再考すべき時なのではないかと呼びかけます。(日本語字幕が利用可能です)
- Literary scholar
Karina Galperin studies the culture, language and literature of early modern Iberia. Full bio

Double-click the English transcript below to play the video.

00:12
We lost失われた a lot of time at school学校
learning学習 spellingつづり.
0
861
4361
学校で綴り方を習うのに
私たちは 膨大な時間を費やしてきました
00:17
Kids子供たち are still losing負け a lot of time
at school学校 with spellingつづり.
1
5964
6005
今も 子供たちは綴り方の練習に
多くの時間をかけています
00:24
That's why I want to shareシェア
a question質問 with you:
2
12585
3651
そこで ある問いを
投げかけたいと思います
00:29
Do we need new新しい spellingつづり rulesルール?
3
17720
3111
綴り方を新しくしてはどうでしょうか?
00:33
I believe that yes, we do.
4
21572
2294
私はそれが必要だと思います
00:35
Or even better, I think we need
to simplify簡略化する the onesもの we already既に have.
5
23890
4630
もっと言えば 現在の綴り方を
単純化する必要があると思います
00:41
Neitherどちらも the question質問 norまた the answer回答
are new新しい in the Spanishスペイン語 language言語.
6
29187
4278
この問いとそれに対する答えは
スペイン語にとって目新しくはありません
00:45
They have been bouncingバウンス around
from century世紀 to century世紀
7
33489
4214
何世紀にもわたって
議論され続けてきたことです
00:49
since以来 1492, when in the first grammar文法
guideガイド of the Spanishスペイン語 language言語,
8
37727
5603
それは1492年にまで遡り
当時 初のスペイン語の文法書において
00:55
Antonioアントニオ de Nebrijaネブリージャ, setセット a clearクリア and simple単純
principle原理 for our spellingつづり:
9
43354
5742
アントニオ・デ・ネブリハは
綴り方の原則を端的に示しています
01:01
"... thusしたがって, we have to write書きます words言葉
as we pronounce発音する them,
10
49120
2919
「...それゆえ我々は発音通りに
言葉を書き記し
01:04
and pronounce発音する words言葉 as we write書きます them."
11
52063
2380
書き記す通りに
発音せねばならない」
01:06
Each sound was to correspond対応する
to one letter文字,
12
54467
3302
それぞれの音は
ひとつの文字に対応し
01:09
each letter文字 was to represent代表する
a singleシングル sound,
13
57793
3325
それぞれの文字は
ひとつの音を表します
01:13
and those whichどの did not represent代表する
any sound should be removed除去された.
14
61142
5203
何の音も表さない文字は
取り除くべきなのだと
01:19
This approachアプローチ, the phonetic発音 approachアプローチ,
15
67517
2455
このアプローチは
「音声学的アプローチ」で
01:21
whichどの says言う we have to write書きます
words言葉 as we pronounce発音する them,
16
69996
3617
発音する通りに書き記す
というものです
01:25
bothどちらも is and isn't at the rootルート of spellingつづり
as we practice練習 it today今日.
17
73637
4709
現在の綴り方は これを元にしつつも
そうでない面もあります
01:30
It is, because the Spanishスペイン語 language言語,
in contrastコントラスト to English英語, Frenchフランス語 or othersその他,
18
78901
5501
それというのも スペイン語は
英語やフランス語などとは異なり
01:36
always strongly強く resisted抵抗した
writing書き込み words言葉 too differently異なって
19
84426
5311
発音と大幅に異なる表記を
01:41
to how we pronounce発音する them.
20
89761
1698
常に拒んできたためです
01:43
But the phonetic発音 approachアプローチ
is alsoまた、 absent不在 today今日,
21
91483
2269
しかし音声学的アプローチは
現在は見られません
01:45
because when, in the 18thth century世紀,
we decided決定しました how we would standardize標準化する
22
93776
3336
なぜなら 18世紀に
表記の仕方を
01:49
our writing書き込み,
23
97136
1212
統一するにあたり
01:50
there was another別の approachアプローチ whichどの guided案内された
a good part of the decisions決定.
24
98372
4013
多くの判断の根拠として
他のアプローチが使われたからです
01:54
It was the etymological語源 approachアプローチ,
25
102409
2842
「語源学的アプローチ」です
01:57
the one that says言う we have to write書きます words言葉
26
105275
2193
これによると
ラテン語やギリシャ語など
01:59
accordingに従って to how they were written書かれた
in their彼らの original元の language言語,
27
107492
3154
語源である言語で
書かれている通りに
02:02
in Latinラテン, in Greekギリシャ語.
28
110670
1542
書かねばなりません
02:04
That's how we ended終了しました up with silentサイレント H'sH,
whichどの we write書きます but don't pronounce発音する.
29
112236
4800
そのために発音されない
無音の「H」も書き記すのです
02:09
That's how we have B'sB's and V'sV's that,
contrary反対の to what manyたくさんの people believe,
30
117060
5288
「B」と「V」があるのもそのためです
意外に思われる方も多いでしょうが
02:14
were never differentiated差別化された
in Spanishスペイン語 pronunciation発音.
31
122372
3667
スペイン語の発音で この2文字が
区別されていたことはありません
02:18
That's how we wound創傷 up with G'sGの,
32
126460
2048
「G」が厄介なのもこのためです
02:20
that are sometimes時々 aspirated吸引した,
as in "gente紳士,"
33
128532
2681
「gente(ヘンテ:人々)」では
h音を伴うのに
02:23
and other times unaspiratedささやき, as in "gatoガート."
34
131237
2381
「gato(ガト:猫)」のように
h音を伴わない場合もあります
02:25
That's how we ended終了しました up
with C'sC's, S'sSさん and Z'sZ's,
35
133642
3510
「C」「S」「Z」の複雑さも
このためです
02:29
three letters手紙 that in some places場所
correspond対応する to one sound,
36
137990
3228
これら3文字は
同じ1つの音を表したり
02:33
and in othersその他, to two,
but nowhereどこにも to three.
37
141242
2965
2つの音であったりしますが
文字は3つも必要ありません
02:37
I'm not here to tell you anything
you don't know from your own自分の experience経験.
38
145800
4978
ここでお話しすることは
皆さん誰しも経験がおありでしょう
02:43
We all went行った to school学校,
39
151368
2949
私たちは皆 学校へ通い
02:46
we all invested投資した big大きい amounts金額
of learning学習 time,
40
154341
4647
長い時間を学びに費やしました
02:51
big大きい amounts金額 of pliant柔軟な,
childlike子どものような brain time
41
159012
4698
脳がまだ柔軟で幼い頃に
多くの時間を
02:55
in dictation口述,
42
163734
1607
口述の書き取りや
02:57
in the memorization暗記 of spellingつづり rulesルール
filled満たされた, neverthelessそれにもかかわらず, with exceptions例外.
43
165365
5031
例外に満ちた文法の規則の
暗記に費やしたのです
03:02
We were told in manyたくさんの ways方法,
implicitly暗黙のうちに and explicitly明示的,
44
170919
3787
私たちは はっきりと
そして暗に こう聞かされてきました
03:06
that in spellingつづり, something fundamental基本的な
to our upbringing育成 was at stakeステーク.
45
174730
5690
綴り方にこそ 成長に不可欠な
何かがかかっているのだと
03:13
Yetまだ, I have the feeling感じ
46
181261
2301
しかし 私はこう思わずには
いられません
03:15
that teachers教師 didn't ask尋ねる themselves自分自身
why it was so important重要.
47
183586
3635
先生たちはなぜそこまで重要か
自問しなかったのではないか
03:19
In fact事実, they didn't ask尋ねる themselves自分自身
a previous question質問:
48
187245
3128
そう 先ほど挙げた問いを
自問しなかったのです
03:22
What is the purpose目的 of spellingつづり?
49
190397
2542
「綴り方の目的は何であるか?」
03:25
What do we need spellingつづり for?
50
193993
2872
「どうして綴り方が必要なのか?」
03:30
And the truth真実 is, when someone誰か
asks尋ねる themselves自分自身 this question質問,
51
198619
2917
実のところを言えば
誰かがこれを自問して
03:33
the answer回答 is much simplerより単純な
and lessもっと少なく momentous重大
52
201560
3089
出てくる答えは私たちが
考えるよりもずっと単純で
03:36
than we'd結婚した usually通常 believe.
53
204673
1433
取るに足らないことです
03:38
We use spellingつづり to unify統一する the way we write書きます,
so we can all write書きます the same同じ way,
54
206672
6719
綴り方を決めるのは 表記を統一し
誰もが同じように書けるようにするためです
03:45
making作る it easierより簡単に for us to understandわかる
when we read読む to each other.
55
213415
4358
それによって互いの文章を読んで
理解をしやすくするのです
03:50
But unlike違う in other aspects側面 of language言語
suchそのような as punctuation句読点,
56
218407
5572
句読点の使い方のような
他の文法事項とは異なり
03:56
in spellingつづり, there's no
individual個人 expression表現 involved関係する.
57
224003
6099
綴り方では
個性は表現されないものなのです
04:02
In punctuation句読点, there is.
58
230126
1444
句読法には関係があります
04:04
With punctuation句読点, I can choose選択する
to change変化する the meaning意味 of a phraseフレーズ.
59
232117
3956
句読点の使い方で
語句の意味を変えることができます
04:08
With punctuation句読点, I can impose課す
a particular特に rhythmリズム to what I am writing書き込み,
60
236097
5425
句読点の使い方で
文章に特定のリズムをつけられますが
04:13
but not with spellingつづり.
61
241546
2239
綴り方はそうではありません
04:15
When it comes来る to spellingつづり,
it's eitherどちらか wrong違う or right,
62
243809
3577
綴り方は 現行の規則に
沿っているか否かで
04:19
accordingに従って to whetherかどうか it conforms準拠する
or not to the current現在 rulesルール.
63
247410
3594
正しいか誤りかが決まるのみです
04:23
But then, wouldn'tしないだろう it be more sensible感覚的
to simplify簡略化する the current現在 rulesルール
64
251694
5354
それならば 現行の規則を
もっと単純化して
04:29
so it would be easierより簡単に to teach教える, learn学ぶ
and use spellingつづり correctly正しく?
65
257072
5972
正しい綴り方を教え 学び
使いやすくすべきではありませんか?
04:35
Wouldn'tしないだろう it be more sensible感覚的
to simplify簡略化する the current現在 rulesルール
66
263678
4507
現行の規則を単純化して
04:40
so that all the time we devote捧げる today今日
to teaching教える spellingつづり,
67
268209
5352
綴り方を教えるのに
費やしている時間で
04:45
we could devote捧げる to other language言語 issues問題
68
273585
3068
言語の他の諸問題を教える方が
理にかなっていませんか?
04:48
whoseその complexities複雑さ do, in fact事実,
deserve値する the time and effort努力?
69
276677
3967
そのような複雑な問題こそ
時間と努力を費やすべきなのでは?
04:54
What I propose提案する is not to abolish廃止する spellingつづり,
70
282433
4964
私が提案したいのは
綴り方をなくしてしまうとか
04:59
and have everyoneみんな write書きます howeverしかしながら they want.
71
287421
3992
皆が好きなように書けば良いと
いうのではありません
05:03
Language言語 is a toolツール of common一般 usage使用法,
72
291878
3920
言語は人々が
共通して使うツールですから
05:07
and so I believe it's fundamental基本的な
that we use it following以下 common一般 criteria基準.
73
295822
5332
共通のルールにのっとって用いるのが
基本であると思います
05:13
But I alsoまた、 find it fundamental基本的な
74
301609
2172
ですが 同じく基本として
05:15
that those common一般 criteria基準
be as simple単純 as possible可能,
75
303805
4346
共通のルールはできる限り
シンプルであるべきです
05:20
especially特に because
if we simplify簡略化する our spellingつづり,
76
308175
3834
それというのも
こと綴り方を単純化したとしても
05:24
we're not levelingレベリング it down;
77
312033
2813
それは水準を下げることには
ならないからです
05:26
when spellingつづり is simplified単純化した,
78
314870
2673
綴り方が単純化されても
05:29
the quality品質 of the language言語
doesn't suffer苦しむ at all.
79
317567
3778
言語の質にはまったく影響しません
05:34
I work everyすべて day with Spanishスペイン語
Goldenゴールデン Age年齢 literature文献,
80
322109
3909
私はスペインの黄金期の文学を
日々研究しており
05:38
I read読む GarcilasoGarcilaso, Cervantesセルバンテス,
ngoraノゴラ, Quevedoケベド,
81
326042
3604
ガルシラソやセルバンテス
ゴンゴラやケベードの作品を読みます
05:41
who sometimes時々 write書きます "hombreホンブレ" withoutなし H,
82
329670
2947
彼らは「hombre(男)」を
「H」を使わずに書いたり
05:44
sometimes時々 write書きます "escribirエスクリビル" with V,
83
332641
3228
「escribir(書く)」を
「V」を使って書いたりします
05:47
and it's absolutely絶対に clearクリア to me
84
335893
2439
はっきりとしているのは
05:50
that the difference betweenの間に those textsテキスト
and ours私たちのもの is one of conventionコンベンション,
85
338356
5401
これらと現代の文章との違いは
慣習の違いのひとつだということ―
05:55
or ratherむしろ, a lack欠如 of conventionコンベンション
during their彼らの time.
86
343781
3593
あるいは 当時慣習がなかった
ということです
05:59
But it's not a difference of quality品質.
87
347398
2029
質の問題ではありません
06:02
But let me go back to the mastersマスター,
88
350344
2424
巨匠たちに話を戻しましょう
06:04
because they're keyキー characters文字
in this storyストーリー.
89
352792
3354
彼らは このお話にとって
重要な登場人物です
06:08
Earlier早い, I mentioned言及した this slightly少し
thoughtless思慮のない insistence主張
90
356170
5441
先ほど 先生たちが
綴り方に関して
06:13
with whichどの teachers教師 pester嫌う and pester嫌う us
91
361635
2914
ほぼ考えなしに
しつこく追及するきらいがあると
06:16
over spellingつづり.
92
364573
1500
私は述べましたね
06:18
But the truth真実 is,
things beingであること as they are,
93
366097
3472
しかし 実は 現状を鑑みると
06:21
this makes作る perfect完璧な senseセンス.
94
369593
2292
これは全く理にかなっているのです
06:23
In our society社会, spellingつづり serves奉仕する
as an index索引 of privilege特権,
95
371909
5339
私たちの社会では
綴り方が階級の指標となっており
06:29
separating分離する the cultured培養された from the bruteブルート,
the educated教育を受けた from the ignorant無知な,
96
377272
4388
教養がある者とない者
教育を受けた者とそうでない者を
06:33
independent独立した of the contentコンテンツ
that's beingであること written書かれた.
97
381684
4988
実際に書かれている内容とは
無関係に分けています
06:38
One can get or not get a jobジョブ
98
386696
3311
「H」を正しく使って綴ったかどうかで
06:42
because of an H that one put or did not.
99
390031
2669
就職できるかが決まることもあるでしょう
06:44
One can become〜になる
an objectオブジェクト of publicパブリック ridicule嘲笑
100
392724
3189
誤って「B」を使ってしまったことで
06:47
because of a misplaced間違った B.
101
395937
2651
人々の笑いものに
されることもあるでしょう
06:50
Thereforeしたがって、, in this contextコンテキスト,
102
398612
2176
ですから このような状況では
06:52
of courseコース, it makes作る senseセンス to dedicate捧げる
all this time to spellingつづり.
103
400812
5073
もちろん 綴り方に
時間を割くのもわかります
06:57
But we shouldn'tすべきではない forget忘れる
104
405909
2538
ですが 忘れてはならないのは
07:00
that throughout全体を通して the history歴史
of our language言語,
105
408471
2200
私たちの言語の歴史において
07:02
it has always been teachers教師
106
410695
1940
綴り方の刷新を進め
07:04
or people involved関係する
in the early早い learning学習 of language言語
107
412659
3925
知識を伝える上での障壁が
綴り方にあると実感してきたのは
07:08
who promoted昇進した spellingつづり reforms改革,
108
416608
2520
いつも先生たちや
07:11
who realized実現した that in our spellingつづり
there was oftenしばしば an obstacle障害
109
419152
4439
幼少期の言語教育に
携わる人々であったはずです
07:15
to the transmission送信 of knowledge知識.
110
423615
2389
幼少期の言語教育に
携わる人々であったはずです
07:18
In our case場合, for example,
111
426028
1667
スペイン語の場合は 例えば
07:19
Sarmientoサルミエント, together一緒に with AndrAndrés Belloベロ,
spearheaded先導する the biggest最大 spellingつづり reform改革
112
427719
4553
サルミエントがアンドレ・ベヨと共に
07:24
to take place場所 in the Spanishスペイン語 language言語:
113
432296
3405
スペイン語史上 最大の
綴り方の刷新を進めました
07:27
the mid-中期的には、19thth century世紀 Chileanチリ reform改革.
114
435725
4510
19世紀半ばの
チリにおける革新です
07:33
Then, why not take over
the task仕事 of those teachers教師
115
441894
4461
ならば こうした先人たちの思いを
受け継いで
07:38
and start開始 making作る progress進捗 in our spellingつづり?
116
446379
3393
私たちの綴り方に
進歩をもたらしませんか?
07:41
Here, in this intimate親密な groupグループ of 10,000,
117
449796
3252
1万人の仲間が
集まっている この場で
07:45
I'd like to bring持参する to the table
118
453072
1554
議論し始めるに値すると
07:46
some changes変更 that I find reasonable合理的な
to start開始 discussing議論する.
119
454650
4471
私が考える変更のいくつかを
提案したいと思います
07:52
Let's remove除去する the silentサイレント H.
120
460207
2368
無音の「H」をなくしましょう
07:54
In places場所 where we write書きます an H
but pronounce発音する nothing,
121
462599
5088
発音をしない「H」を書くのは
07:59
let's not write書きます anything.
122
467711
1291
もう やめましょう
08:01
(Applause拍手)
123
469026
1016
(拍手)
08:02
It's hardハード for me to imagine想像する
what sentimentalセンチメンタル attachmentアタッチメント
124
470066
2638
どんなに思い入れがあっても
08:04
can justify正当化する to someone誰か
all the hassle面倒 caused原因 by the silentサイレント H.
125
472728
4991
無音の「H」がもたらす面倒は
正当化されないでしょう
08:09
B and V, as we said before,
126
477743
2345
すでに言及した「B」と「V」ですが
08:12
were never differentiated差別化された
in the Spanishスペイン語 language言語 --
127
480112
2870
スペイン語では元々
区別されません
08:15
(Applause拍手)
128
483006
1017
(拍手)
08:16
Let's choose選択する one; it could be eitherどちらか.
We can discuss話し合います it, talk it over.
129
484047
3305
どちらかにすべきです
議論を重ね 話し合えばいいでしょう
08:19
Everyoneみんな will have their彼らの preferencesプリファレンス
and can make their彼らの arguments議論.
130
487376
3630
誰もに好みがあるでしょうし
意見があるはずです
08:23
Let's keep one, remove除去する the other.
131
491030
2844
どちらかを残して
もう一方を取り除くのです
08:25
G and J, let's separate別々の their彼らの roles役割.
132
493898
3007
「G」と「J」については
役割を分けましょう
08:28
G should keep the unaspiratedささやき sound,
like in "gatoガート," "magoマゴ," and "águilaギリ,"
133
496929
4422
「G」はh音を伴わない「gato(ガト)」
「mago(マジシャン)」「águila(鷲)」に
08:33
and J should keep the aspirated吸引した sound,
134
501375
3296
「J」は 次のような
h音を伴う音に使うのです
08:36
as in "jarabeジャラベ," "jirafaジラファ,"
"gente紳士," "argentinoアルゼンチン."
135
504695
4894
「jarabe(シロップ)」「jirafa(キリン)」
「gente(人々)」「argentino(アルゼンチン人)」
08:42
The case場合 of C, S and Z is interesting面白い,
136
510441
5328
「C」と「S」と「Z」は
興味深い問題です
08:47
because it showsショー that the phonetic発音
approachアプローチ must必須 be a guideガイド,
137
515793
3837
音声学的アプローチが
頼りになるにせよ
08:51
but it can't be an absolute絶対の principle原理.
138
519654
3065
それだけが基準とは
ならないためです
08:54
In some cases症例, the differences相違
in pronunciation発音 must必須 be addressed対処する.
139
522743
4759
発音の違いが問題となる場合もあります
08:59
As I said before, C, S and Z,
140
527526
2906
すでに申し上げた通り
「C」と「S」と「Z」は
09:02
in some places場所, correspond対応する
to one sound, in othersその他 to two.
141
530456
3342
1つの音であることもあれば
2つの音であることもあります
09:05
If we go from three letters手紙
to two, we're all better off.
142
533822
5186
3つではなく2つの文字に減らせば
状況は良くなると思いませんか
09:12
To some, these changes変更
mayかもしれない seem思われる a bitビット drastic抜本的な.
143
540247
4870
こうした変革は行きすぎだと
思う人もいるでしょうが
09:17
They're really not.
144
545141
2181
そうではありません
09:19
The Royalロイヤル Spanishスペイン語 Academyアカデミー,
all of language言語 academiesアカデミー,
145
547346
3263
スペイン王立アカデミーや
他の言語アカデミーも
09:22
alsoまた、 believes信じる that spellingつづり
should be progressively徐々に modified変更された;
146
550633
4905
綴り方は徐々に
改変していくべきだと考えています
09:27
that language言語 is linkedリンクされた to history歴史,
tradition伝統 and customカスタム,
147
555562
4886
言語は歴史 伝統 慣習などに
結びついていますが
09:32
but that at the same同じ time,
it is a practical実用的な everyday毎日 toolツール
148
560472
4623
同時に日常で使われる
実用的なツールでもあります
09:37
and that sometimes時々 this attachmentアタッチメント
to history歴史, tradition伝統 and customカスタム
149
565119
4894
時には この歴史 伝統
慣習などへの愛着が
09:42
becomes〜になる an obstacle障害 for its current現在 usage使用法.
150
570037
5084
今 言語を使う上で
障害になることもあるのです
09:47
Indeed確かに, this explains説明する the fact事実
151
575619
2109
実際 このことから
歴史的にも
09:49
that our language言語, much more than
the othersその他 we are geographically地理的に close閉じる to,
152
577752
6953
私たちの言語が変化を遂げているのは
私たち自身に基づいてであって
09:56
has been historically歴史的に
modifying変更する itself自体 basedベース on us,
153
584729
3528
まわりの人々の影響を
受けてではないことがわかります
10:00
for example, we went行った
from "ortographiaオルソグラフ" to "ortografオルタグラフía,"
154
588281
3654
例えば 「ortographia」は
「ortografía」に
10:03
from "theatroシアター" to "teatroテアトロ,"
from "quantidadクオンタッド" to "cantidadカンジダ,"
155
591959
4101
「theatro」は「teatro」に
「quantidad」は「cantidad」に
10:08
from "symboloシンボル" to "símboloアンボロ."
156
596084
2388
「symbolo」は
「símbolo」になりました
10:10
And some silentサイレント H'sH are slowlyゆっくり
beingであること stealthilyこっそり removed除去された:
157
598496
5407
無音の「H」には徐々に
こっそりと姿を消したものもあります
10:15
in the Dictionary辞書 of the Royalロイヤル Academyアカデミー,
158
603927
2240
スペイン王立アカデミーの
辞書によると
10:18
"arpaアルパ" and "armonアーモンía" can be written書かれた
with or withoutなし an H.
159
606191
5792
「arpa」と「armonía」は
無音の「H」があってもなくてもいいのです
10:24
And everybodyみんな is OK.
160
612007
1500
誰も問題に思いません
10:27
I alsoまた、 believe
161
615452
2748
また私はこう思います
10:30
that this is a particularly特に appropriate適切な
moment瞬間 to have this discussion討論.
162
618224
5945
今こそがこの議論をするのに
非常に適している時期であると
10:37
It's always said that language言語
changes変更 spontaneously自発的に,
163
625397
4011
言語は常に気まぐれに
変化するものだと言われています
10:41
from the bottom up,
164
629432
1866
それもボトムアップで
10:43
that its usersユーザー are the onesもの
who incorporate組み込む new新しい words言葉
165
631322
3273
使用者こそが
新たな語彙を取り入れたり
10:46
and who introduce紹介する grammatical文法 changes変更,
166
634619
3535
文法規則の変更を起こしたり
するのです
10:50
and that the authority権限 --
in some places場所 an academyアカデミー,
167
638178
3817
そして権威ある人々は―
アカデミーであったり
10:54
in othersその他 a dictionary辞書,
in othersその他 a ministry --
168
642019
3911
辞書であったり
省庁であったり―
10:57
accepts受け入れる and incorporates組み込む them
long after the fact事実.
169
645954
3826
ずっと後になって
そうした変化を受容するだけなのです
11:02
This is true真実 only
for some levelsレベル of language言語.
170
650576
3648
これは言語の
一定のレベルまでは真実です
11:06
It is true真実 on the lexical語彙 levelレベル,
the levelレベル of words言葉.
171
654248
3395
語彙的なレベル
単語レベルではこれは本当です
11:09
It is lessもっと少なく true真実 on the grammatical文法 levelレベル,
172
657667
3254
文法的なレベルでは
あまり当てはまりません
11:12
and I would almostほぼ say
it is not true真実 for the spellingつづり levelレベル,
173
660945
4186
そして綴り方のレベルにおいても
当てはまりません
11:17
that has historically歴史的に changedかわった
from the top down.
174
665155
4041
これは歴史的に
トップダウンで決められてきました
11:21
Institutions機関 have always been the onesもの
to establish確立します the rulesルール
175
669220
4035
規則を決めて 変更を提案するのは
11:25
and propose提案する changes変更.
176
673279
2340
常に機関のほうなのです
11:29
Why do I say this is a particularly特に
appropriate適切な moment瞬間?
177
677143
4790
では 今がとりわけ
適した時期であるのはなぜでしょうか?
11:33
Untilまで today今日,
178
681957
1368
現在まで
11:35
writing書き込み always had a much more restricted制限された
and privateプライベート use than speechスピーチ.
179
683349
6140
書くことは 話すことに比べて
より限定的で私的なものでした
11:42
But in our time,
the age年齢 of socialソーシャル networksネットワーク,
180
690118
4474
しかし現代の
ソーシャルネットワークの時代では
11:46
this is going throughを通して
a revolutionary革命的な change変化する.
181
694616
3147
このあり方は
大きく変わろうとしています
11:50
Never before have people written書かれた so much;
182
698311
3044
これほどまでに人々が
ものを書き記した時代はありません
11:53
never before have people written書かれた
for so manyたくさんの othersその他 to see.
183
701379
4548
自分が書いたものがこれほどまでに
多くの人の目に触れることもありませんでした
11:58
And in these socialソーシャル networksネットワーク,
for the first time,
184
706536
3117
ソーシャルネットワークの
時代になって初めて
12:01
we're seeing見る innovative革新的な uses用途
of spellingつづり on a large scale規模,
185
709677
5040
画期的な綴り方を
あちこちで目にするようになっています
12:06
where even more-than-educatedより多くの教育を受けた people
with impeccable完璧な spellingつづり,
186
714741
4609
完璧な綴り方を身につけた
教養の有り余る人々でさえ
12:11
when usingを使用して socialソーシャル networksネットワーク,
187
719374
2280
ソーシャルネットワークを
使うときには
12:13
behave行動する a lot like the majority多数 of usersユーザー
of socialソーシャル networksネットワーク behave行動する.
188
721678
5549
ソーシャルネットワークの大多数の
ユーザーのように振る舞います
12:19
That is to say, they slackスラック
on spell-checkingスペルチェック
189
727251
3682
つまり スペルチェックはそこそこに
12:22
and prioritize優先順位をつける speed速度 and efficacy効能
in communicationコミュニケーション.
190
730957
4835
コミュニケーションの速さと
効率の良さを優先するのです
12:28
For now, on socialソーシャル networksネットワーク,
we see chaotic混沌としました, individual個人 usages用途.
191
736309
5431
今のところ ソーシャルネットワークでは
無秩序な単独の用法が見られるだけです
12:33
But I think we have
to pay支払う attention注意 to them,
192
741764
3017
しかし これらに注意を
向ける必要があると思うのです
12:36
because they're probably多分 telling伝える us
193
744805
2347
なぜなら こうした用法は
もしかしたら
12:39
that an era時代 that designates指定する
a new新しい place場所 for writing書き込み
194
747176
4598
書くための新たな場が生まれた時代には
12:43
seeksシークする new新しい criteria基準 for that writing書き込み.
195
751798
4309
書くための新たな規則が必要だと
いうことなのかもしれないからです
12:48
I think we'd結婚した be wrong違う
to reject拒絶する them, to discard破棄する them,
196
756448
5118
そういった用法を
現代の文化的退廃の兆候だとして
12:53
because we identify識別する them as symptoms症状
of the cultural文化的 decay減衰 of our times.
197
761590
4972
拒絶したり
捨て去ったりしてはいけません
12:58
No, I believe we have to observe観察する them,
organize整理する them and channelチャネル them
198
766586
4938
観察し 体系的にまとめ
分類して
13:03
within以内 guidelinesガイドライン that better correspond対応する
to the needsニーズ of our times.
199
771548
5662
時代の需要に対応できる
よりよい規則を作るべきなのです
13:10
I can anticipate予期する some objections異論.
200
778741
3732
もちろん 反論もあるでしょう
13:15
There will be those who'll誰が say
201
783524
1430
綴り方を単純化したら
13:16
that if we simplify簡略化する spellingつづり
we'll私たちは lose失う etymology語源.
202
784978
5110
語源が失われると
言う人もいることでしょう
13:22
Strictly厳密に speaking話し中, if we wanted
to preserve保存する etymology語源,
203
790923
3090
厳密に言えば
語源は 残したくても
13:26
it would go beyond超えて just spellingつづり.
204
794037
2430
綴り方だけではできません
13:28
We'd結婚した alsoまた、 have to learn学ぶ
Latinラテン, Greekギリシャ語, Arabicアラビア語.
205
796491
4005
ラテン語 ギリシャ語
アラビア語を学ぶ必要があります
13:33
With simplified単純化した spellingつづり,
206
801239
2631
綴り方を単純化しても
13:35
we would normalizeノーマライズ etymology語源
in the same同じ place場所 we do now:
207
803894
5190
語源の普段の居場所は
現在と変わらないでしょう
13:41
in etymological語源 dictionaries辞書.
208
809108
2349
そう 語源辞典の中です
13:44
A second二番 objection異議 will come
from those who say:
209
812117
3007
また別の反論には
このようなものがあるでしょう
13:47
"If we simplify簡略化する spellingつづり,
we'll私たちは stop distinguishing区別する
210
815148
3718
「綴り方を単純化したら
1文字しか綴りの違わないような
13:50
betweenの間に words言葉 that differ異なる
in just one letter文字."
211
818890
3676
単語を区別できなくなるのでは?」
13:54
That is true真実, but it's not a problem問題.
212
822590
4090
その通りですが
問題ではありません
13:58
Our language言語 has homonyms同音異義語,
words言葉 with more than one meaning意味,
213
826704
4976
スペイン語には同音異義語や
複数の意味を持つ言葉がありますが
14:03
yetまだ we don't confuse混乱させる
the "bancoバンコ" where we sit座る
214
831704
2762
腰掛けるための「banco(ベンチ)」を
14:06
with the "bancoバンコ" where we deposit保証金 moneyお金,
215
834490
2072
預金する「banco(銀行)」や
14:08
or the "trajeトラジェ" that we wear着る
with the things we "trajimosトラジモス."
216
836586
3249
着る「traje(スーツ)」と
「trajimos(持つ)」を混同しません
14:11
In the vast広大 majority多数 of situations状況,
contextコンテキスト dispels払拭する any confusion混乱.
217
839859
6639
非常に多くの状況で
文脈が誤解を防いでくれます
14:19
But there's a third三番 objection異議.
218
847192
2953
反論はもう1つあると思います
14:24
To me,
219
852102
1172
私にとっては
14:27
it's the most最も understandable理解できる,
even the most最も moving動く.
220
855053
3445
一番理解できるもので
感動的ですらあります
14:30
It's the people who'll誰が say:
"I don't want to change変化する.
221
858522
3468
このような反論です
「変えてほしくない
14:34
I was brought持ってきた up like this,
I got used to doing it this way,
222
862536
3709
自分はこれで育ち
慣れ親しんだやり方なので
14:38
when I read読む a written書かれた wordワード
in simplified単純化した spellingつづり, my eyes hurt傷つける."
223
866269
6273
単純化された書き言葉なんて
目も当てられない」と
14:44
(Laughter笑い)
224
872566
1801
(笑)
14:46
This objection異議 is, in part, in all of us.
225
874391
4873
この反論はある意味では
誰もが持っているものです
14:52
What do I think we should do?
226
880183
1489
どうしたら良いと思いますか?
14:53
The same同じ thing that's always
done完了 in these cases症例:
227
881696
2709
こうした場合には
いつも同じことが繰り返されます
14:56
changes変更 are made looking forward前進;
children子供 are taught教えた the new新しい rulesルール,
228
884429
5413
変化は未来のためになされます
子供たちは新しい規則を学び
15:01
those of us who don't want to adapt適応する
can write書きます the way we're used to writing書き込み,
229
889866
4533
適応したくない人は
自分のやり方を続ければ良いでしょう
15:06
and hopefullyうまくいけば, time will cementセメント
the new新しい rulesルール in place場所.
230
894423
4301
願わくば やがて新しい規則が
主流になるときが来ます
15:11
The success成功 of everyすべて spellingつづり reform改革
that affects影響を与える deeply深く rooted根付いた habits習慣
231
899264
6507
長く根付いた習慣を変える
綴り方の刷新の成功の鍵は
15:17
lies in caution注意, agreement契約,
gradualism漸進主義 and tolerance耐性.
232
905795
5306
注意深さ 同意 漸進主義
そして寛容さにあります
15:23
At the same同じ time, can't allow許す
the attachmentアタッチメント to old古い customs税関
233
911663
4318
同時に 古い習慣に固執するせいで
15:28
impede妨げる us from moving動く forward前進.
234
916005
2315
前進することが
妨げられてはなりません
15:30
The bestベスト tributeトリビュート we can pay支払う to the past過去
235
918775
3436
過去に払うことのできる
最高の敬意は
15:34
is to improve改善する upon〜に what it's given与えられた us.
236
922235
2514
過去が与えてくれたものを
自らの手で改善することです
15:37
So I believe that we must必須
reachリーチ an agreement契約,
237
925255
2573
ですから 私たちは
同意しなければなりません
15:39
that academiesアカデミー must必須 reachリーチ an agreement契約,
238
927852
3011
アカデミーも
同意しなければなりません
15:42
and purgeパージ from our spellingつづり rulesルール
239
930887
2938
もはや役に立っていないにもかかわらず
15:45
all the habits習慣 we practice練習
just for the sake of tradition伝統,
240
933849
3705
伝統だけのために
習慣となっていることを
15:49
even if they are useless役に立たない now.
241
937578
1661
綴り方から排するのです
15:51
I'm convinced確信している that if we do that
242
939685
3476
もし私たちが
ささやかでありながら
15:55
in the humble謙虚な but extremely極端な
important重要 realmレルム of language言語,
243
943185
4000
非常に重要な言語体系で
これを成し遂げられるならば
15:59
we'll私たちは be leaving去る a better future未来
to the next generations世代.
244
947209
5334
来る世代に よりよい未来を
残すことができるでしょう
16:05
(Applause拍手)
245
953122
3408
(拍手)
Translated by Moe Shoji
Reviewed by Yuko Yoshida

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ABOUT THE SPEAKER
Karina Galperin - Literary scholar
Karina Galperin studies the culture, language and literature of early modern Iberia.

Why you should listen

Karina Galperin spends long hours reading old books, with old spelling, in her office at Universidad Torcuato Di Tella in Buenos Aires, Argentina. She received her Ph.D. in Romance Languages and Literatures from Harvard University in 2002, specializing in early modern Spanish literature.

In her scholarship and teaching, she became familiar with the discussions on spelling that took place in Spanish and other languages from as early as the 15th century to today. However, what ended up calling her attention to the spelling issue was the convergence of her academic awareness with other experiences. As a social media user, she noticed how spelling mistakes are frequently pointed out with unusual harshness and contempt. As a mother, she saw her children devote huge amounts of time to memorizing words and rules, in detriment to other aspects of language.

More profile about the speaker
Karina Galperin | Speaker | TED.com

Data provided by TED.

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