ABOUT THE SPEAKER
Cristina Domenech - Poet and educator
Cristina Domenech proposes to use language as an instrument of liberation and as a way to change the world.

Why you should listen
Writer and philosopher Cristina Domenech coordinates reading and writing workshops for kids and adults, including the inmates of the Centro de Estudiantes Rodolfo Walsh of the Centro Universitario San Martín (CUSAM) Universidad Nacional de San Martín, Unidad Penitenciaria 48, in Buenos Aires.

She has participated since 1995 in numerous conferences and meetings of national and international writers, among which include the International Festival of Poetry in Havana, Cuba, in 2009 and 2010 and Cosmopoética 2013 in Cordoba, Spain.

Her published works include “Impalpable” (1994), “Condensación de la Luz” (1998), Tierra Negra (1999), Demudado (2007), anthologies of poetry in 2010 and 2011, and most recently “Sintaxis del nudo” ("Syntax Knot").
More profile about the speaker
Cristina Domenech | Speaker | TED.com
TEDxRiodelaPlata

Cristina Domenech: Poetry that frees the soul

クリスティーナ・ドメネック: 魂を開放するもの、それは詩

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「詩人であるためには、地獄を経験しなければならない」 アルゼンチンの刑務所で文芸創作を教えているクリスティーナ・ドメネックが、獄中の人々が自分自身を表現し、理解し、そして自由に言語表現する喜びを体験する手助けをするという、感動的な経験について語ります。会場にいる1万人の観衆を目の前に受刑者が行う、力強い朗読を堪能しましょう。
- Poet and educator
Cristina Domenech proposes to use language as an instrument of liberation and as a way to change the world. Full bio

Double-click the English transcript below to play the video.

00:14
It's said that to be a poet詩人
0
2963
3025
詩人であるためには
00:18
you have to go to hell地獄 and back.
1
6948
3605
地獄を経験しなければならないと言われます
00:24
The first time I visited訪問した the prison刑務所,
2
12173
3176
私がその刑務所を初めて訪れた時
00:27
I was not surprised驚いた by the noiseノイズ
of the padlocks南京錠,
3
15349
4676
南京錠の音も
00:32
or the closing閉鎖 doorsドア,
or the cell細胞 barsバー,
4
20025
4218
ドアの閉まる音も
独房の鉄格子の音も
00:36
or by any of the things
I had imagined想像した.
5
24243
4003
その他想像していた物事全てにも
驚きませんでした
00:40
Maybe because the prison刑務所
is in a quiteかなり open開いた spaceスペース.
6
28246
5313
多分 その刑務所が
とても開放的な環境にあったからでしょう
00:45
You can see the sky.
7
33559
2130
空も見えて
カモメが頭上を飛ぶと
海のそばにいるような
00:47
Seagullsシーガルズ fly飛ぶ overheadオーバーヘッド,
and you feel like you're next to the sea,
8
35689
3643
00:51
that you're really close閉じる to the beachビーチ.
9
39332
3043
ビーチ付近にいるような気がします
00:54
But in fact事実, the gullsカモメ are looking
for foodフード in the dumpダンプ near近く the prison刑務所.
10
42375
5930
でも実は そのカモメたちは
近くのゴミ溜めに餌を探しているのですけどね
01:01
I went行った farther遠く inside内部 and I suddenly突然 saw
inmates受刑者 moving動く across横断する the corridors廊下.
11
49250
5971
さらに中に進むと 不意に
廊下を横切って行く受刑者が目に入りました
01:07
Then it was as if I stepped足踏みした back
and thought
12
55886
4080
その光景に私は
現実から一歩引いて見た時
01:11
that I could have very well been
one of them.
13
59966
3809
もし 違う人生や 生い立ちや
巡り合わせがあったら
01:15
If I had another別の storyストーリー,
another別の contextコンテキスト, different異なる luck.
14
63775
5747
自分も受刑者の1人になっていた可能性は
大いにあり得ると思いました
01:22
Because nobody誰も - nobody誰も -
can choose選択する where they're bornうまれた.
15
70457
5502
なぜなら誰も そう誰も
生まれる場所を選べないからです
01:29
In 2009, I was invited招待された to join参加する a projectプロジェクト
16
77790
4663
2009年に
あるプロジェクトに招かれ
01:34
that Sanサン Martマートín Nationalナショナル University大学
conducted導かれた at the Unit単位 48 penitentiary刑務所,
17
82453
5407
サン・マルティン国立大学が
第48刑務所で運営する—
01:39
to coordinate調整する a writing書き込み workshopワークショップ.
18
87865
3215
文芸創作ワークショップを任せられました
01:43
The prison刑務所 serviceサービス ceded譲渡された some land土地
at the end終わり of the prison刑務所,
19
91080
6445
刑務所の端にある一角が提供され
01:49
whichどの is where they constructed建設された
the University大学 Centerセンター building建物.
20
97525
5632
そこに大学のセンターが建ちました
01:56
The first time I met会った with the prisoners捕虜,
21
104152
2418
初めて受刑者たちと話した時
01:58
I asked尋ねた them why they were asking尋ねる
for a writing書き込み workshopワークショップ
22
106570
3675
なぜ文芸創作ワークショップを
受けたいのか尋ねてみました
02:02
and they told me they wanted
to put on paper
23
110245
3651
すると 言いたいけど言えない事や
やりたいけどできない事を全て
02:05
all that they couldn'tできなかった say and do.
24
113896
3931
紙に書き留めたいのだという
答えが返ってきました
02:11
Right then I decided決定しました that I wanted poetry
to enter入る the prison刑務所.
25
119062
4867
すぐさま私はこの刑務所に
詩の世界を紹介しようと心に決めました
02:17
So I said to them
why don't we work with poetry,
26
125434
3604
そして こう提案しました
「もし詩というものをご存知なら
02:21
if they knew知っていた what poetry was.
27
129044
1736
一緒に書きましょう」
02:23
But nobody誰も had a clue手がかり
what poetry really was.
28
131375
4892
だけど 詩というものが実際何なのか
知っている人はいませんでした
02:30
They alsoまた、 suggested示唆 to me
29
138622
1634
受刑者たちからも提案がありました
02:32
that the workshopワークショップ should be
not just for the inmates受刑者
30
140256
2519
「大学講義を受けている受刑者に限らず
02:34
taking取る university大学 classesクラス,
but for all the inmates受刑者.
31
142775
5256
受刑者全員がこのワークショップを
受けられるようににするべきだ」
02:40
And so I said
that to start開始 this workshopワークショップ,
32
148641
3167
そこで私は
「このワークショップを始めるためには
02:43
I needed必要な to find a toolツール
that we all had in common一般.
33
151808
3842
全員に共通するツールをを見つけなくては」
と言いました
02:47
That toolツール was language言語.
34
155650
3106
そのツールとは「言葉」でした
02:50
We had language言語, we had the workshopワークショップ.
We could have poetry.
35
158756
6192
言葉は持っているし ワークショップもある
詩も作れるだろうと思ったのです
02:56
But what I hadn'tなかった considered考慮される
was that inequality不平等 exists存在する in prison刑務所, too.
36
164948
5826
しかし計算外だったのは 世の中の不平等が
刑務所内にも存在することでした
03:02
Manyたくさんの of the prisoners捕虜 hadn'tなかった even
completed完成した grammar文法 school学校.
37
170774
5121
多くの受刑者は高校さえ出ていません
03:07
Manyたくさんの couldn'tできなかった use cursive筆記体,
could barelyかろうじて print印刷する.
38
175895
5380
多くが筆記体を使えず
活字体もやっとです
03:15
They didn't write書きます fluently流暢に, eitherどちらか.
39
183410
3672
スラスラと書くこともできません
03:19
So we started開始した looking for shortショート poems.
40
187082
4611
そこで私たちは
短い詩から始めました
03:23
Very shortショート, but very powerful強力な.
41
191693
3066
とても短くて
とても力強い詩
03:26
And we started開始した to read読む, and we'd結婚した read読む
one author著者, then another別の author著者,
42
194759
3748
1人の詩人 そして次の詩人へと
作品を読み進めました
03:30
and by reading読書 suchそのような shortショート poems,
they all began始まった to realize実現する
43
198507
5475
短い詩を読んでいると
詩的な表現とは
03:35
that what the poetic詩的な language言語 did
was to breakブレーク a certainある logic論理,
44
203982
4657
ロジックを壊して
新たなシステムを作ることだと
03:40
and create作成する another別の systemシステム.
45
208639
1755
全員が気づき始めます
03:42
Breaking壊す the logic論理 of language言語
alsoまた、 breaks休憩 the logic論理 of the systemシステム
46
210394
3594
ロジックを壊すことは
自分たちがそれまで
03:45
under whichどの they've彼らは learned学んだ to respond応答する.
47
213988
3767
刷り込まれてきたシステムを
崩すことにもなります
03:50
So a new新しい systemシステム appeared出現した,
48
218550
3493
こうして 新たなシステムが出現し
03:54
new新しい rulesルール that made them
understandわかる very quickly早く,
49
222043
5159
新たな文法が生まれ
理解がとても速くなりました
03:59
- very quickly早く -
50
227202
1879
本当に速くなったのです
04:01
that with poetic詩的な language言語
51
229081
2149
詩的表現を使えば
04:03
they would be ableできる to say
absolutely絶対に whateverなんでも they wanted.
52
231230
4509
言いたいことが 何であっても
確実に表現することができるのです
04:11
It's said that to be a poet詩人
you have to go to hell地獄 and back.
53
239479
5091
詩人であるためには
地獄を経験しなければならないと言われます
04:17
And they have plentyたくさん of hell地獄.
Plentyたくさん of hell地獄.
54
245475
4499
受刑者たちは
沢山の地獄を経験しています
04:21
One of them once一度 said:
"In prison刑務所 you never sleep睡眠.
55
249974
4615
ある受刑者が こう発表しました
「刑務所の中で眠ることはない
04:26
You can never sleep睡眠 in jail刑務所.
You can never close閉じる your eyelidsまぶた."
56
254589
4865
牢屋の中では絶対に眠れない
まぶたを閉じるなんて永遠にできない」
04:32
And so, like I’m doing now,
I gave与えた them a moment瞬間 of silence沈黙,
57
260351
6356
そこで 私は受刑者たちの前で
このように少し黙り
04:38
then said,
“That's what poetry is, you guys.
58
266707
4722
そして こう言いました
「皆さん それが詩というものです
04:44
It's in this prison刑務所 universe宇宙
that you have all around you.
59
272309
5185
これが皆さんを取り巻く
刑務所の世界です
04:49
Everything you say
about how you never sleep睡眠,
60
277494
2280
“眠ることはない”と
語ることそのものから
04:51
it exudes滲出物 fear恐れ.
61
279774
1690
恐怖がにじみ出ています
04:53
All the things that go unwritten書かれていない --
all of that is poetry."
62
281464
4765
書かれていないもの全てが
詩と言えるのです」
04:59
So we started開始した appropriating充当する that hell地獄;
63
287469
4207
そして私たちは
その地獄を利用することから始めました
05:03
we plunged沈んだ ourselves自分自身, headfirst頭が痛む,
into the seventh第七 circleサークル.
64
291676
3508
ダンテの詩に登場する
「暴力者の地獄」へ飛び込んだのです
05:07
And in that seventh第七 circleサークル of hell地獄,
our very own自分の, beloved愛する circleサークル,
65
295184
4038
自ら慣れ親しんできた
その地獄の谷で
05:11
they learned学んだ that they could
make the walls invisible目に見えない,
66
299222
4212
受刑者たちは 詩の世界なら
壁を消し去ることも
05:15
that they could make the windows yellエール,
67
303434
2170
窓が話をするようになるようにも
05:17
and that we could hide隠す inside内部 the shadows.
68
305604
2940
影の中に隠れたりもできるのだと
学びました
05:23
When the first year
of the workshopワークショップ had ended終了しました,
69
311504
3960
ワークショップの初年度が終了した時
05:27
we organized組織された a little closing閉鎖 partyパーティー,
70
315464
2408
私たちは小さな修了式を開きました
05:29
like you do when a jobジョブ is done完了
with so much love,
71
317872
3690
大好きな仕事が終わった時に
05:33
and you want to celebrate祝う with a partyパーティー.
72
321562
2950
お祝いに打ち上げをやるようなものです
05:36
We calledと呼ばれる family家族, friends友達,
the university大学 authorities当局.
73
324512
4467
家族や友人たちや
大学関係者を呼んで
05:40
The only thing the inmates受刑者
had to do was read読む a poem,
74
328979
4342
受刑者たちが詩を読み
05:45
and receive受け取る their彼らの diplomas卒業証書 and applause拍手.
75
333321
2237
修了証書と拍手をもらうだけの
05:47
That was our simple単純 partyパーティー.
76
335558
2527
とてもシンプルな式でした
05:52
The only thing I want to leave離れる you with
77
340105
4899
今日帰る前に ただ1つお伝えしたいのは
その時のことです
05:58
is the moment瞬間 in whichどの those men男性,
78
346694
4325
私の横に立つ受刑者たちは
なかには大男もいれば
06:03
some of them just huge巨大
when standing立っている next to me,
79
351019
2495
06:05
or the young若い boys男の子 - so young若い,
but with an enormous巨大な pride誇り,
80
353519
5711
非常に年若く しかし
とても自意識の強い者まで様々でしたが
06:11
held開催 their彼らの papers論文 and trembled震えた
like little kids子供たち and sweated発汗した,
81
359230
5843
誰もが手に紙を握り
小さい子のように震え 汗をかきながら
06:17
and read読む their彼らの poems with their彼らの
voices completely完全に broken壊れた.
82
365078
5209
自分の詩を
ひどくかすれた声で読みました
06:24
That moment瞬間 made me think a lot
83
372042
3967
その時 強く思ったことがあります
06:28
that for most最も of them,
it was surely確かに the very first time
84
376959
4107
彼らのほとんどにとって
何かをやり遂げて拍手をもらうのは
06:33
that someone誰か applauded拍手喝采 them
for something they had done完了.
85
381066
4498
これが初めてのはずだと思ったのです
06:40
In prison刑務所 there are things
that can't be done完了.
86
388809
3453
刑務所の中では
できない物事があります
06:44
In prison刑務所, you can't dream.
In prison刑務所, you can't cry泣く.
87
392262
4856
刑務所の中で 夢は見れません
刑務所の中で 泣くこともできません
06:49
There are words言葉 that are virtually事実上
forbidden禁じられた, like the wordワード "time,"
88
397118
5029
「時間」や「未来」や「願い」
などの言葉は
06:54
the wordワード "future未来," the wordワード "wish望む".
89
402147
4869
事実上 禁句なのです
06:59
But we dared敢えて to dream, and to dream a lot.
90
407016
5306
それでも私たちは あえて夢を見ました
それも大きな夢です
07:04
We decided決定しました
that they were going to write書きます a book.
91
412322
4804
受刑者たちに
本を書いてもらうことにしたのです
07:09
Not only did they write書きます a book,
but they alsoまた、 boundバウンド it themselves自分自身.
92
417126
4420
ただ本を書くのではなく
自分たちで製本するというものです
07:13
That was at the end終わり of 2010.
93
421546
3096
2010年末のことでした
07:16
Then, we doubled倍増 the betベット
and wrote書きました another別の book.
94
424642
4409
その後 私たちは
本をもう1冊出すという賭けに出ました
07:21
And we boundバウンド that one, too.
95
429051
1634
この本も自分たちで製本しました
07:22
That was a shortショート time ago,
at the end終わり of last year.
96
430685
3424
そっちは つい最近で
昨年末のことです
07:28
What I see week週間 after week週間,
97
436474
3526
週を追うごとに 私が目にするのは
07:32
is how they're turning旋回
into different異なる people;
98
440000
4357
受刑者たちが別の人間になっていく様子です
07:36
how they're beingであること transformed変形した.
99
444357
2547
別人に生まれ変わっていくのです
07:38
How words言葉 are empowering力を与える them
with a dignity尊厳 they had never known既知の,
100
446904
4347
言葉が それまで味わったこともなく
想像さえできなかった「尊厳」を与え
07:43
that they couldn'tできなかった even imagine想像する.
101
451251
2083
受刑者たちを力づけているのです
07:45
They had no ideaアイディア suchそのような dignity尊厳
could come from them.
102
453334
4791
それまでは自分たちに尊厳があるなんて
思ってもみなかったのですからね
07:51
At the workshopワークショップ, in that beloved愛する hell地獄
we shareシェア, we all give something.
103
459130
7267
ワークショップ中は 全員お馴染みの
地獄の中で誰もが何かを提供します
07:58
We open開いた our hands and hearts and give
what we have, what we can.
104
466397
4600
手と心を開き 自分たちにあるものや
できることを提供します
08:02
All of us;
all of us equally均等に.
105
470997
2154
誰もが全員 平等にです
08:05
And so you feel that at least少なくとも
in a small小さい way
106
473151
4615
こうすることで誰もが
少なくとも 少しでも
08:09
you're repairing修理
that huge巨大 socialソーシャル fracture骨折
107
477766
3650
自分たちの多くが
08:13
whichどの makes作る it so that for manyたくさんの of them,
108
481416
5218
刑務所に行き着いてしまう元凶である
「社会の巨大なほころび」を
08:18
prison刑務所 is their彼らの only destination.
109
486634
3178
修復していると感じられるのです
08:24
I remember思い出す a verse
by a tremendousすばらしい poet詩人, a great poet詩人,
110
492172
5379
第48刑務所でのワークショップで
非常に優れた詩人が作った詩が
08:30
from our Unit単位 48 workshopワークショップ,
Nicolニコールás Doradoドラド:
111
498586
5844
記憶に残っています
ニコラス・ドラドという受刑者です
08:40
"I will need an infinite無限 thread
to sew縫う up this huge巨大 wound創傷."
112
508395
6394
「この巨大な傷口を縫うには
無限の糸が必要になるだろう」
08:47
Poetry does that; it sews縫う up
the wounds創傷 of exclusion除外.
113
515485
5194
社会から疎外されるという「傷」を
繕ってくれるのが詩です
08:53
It opens開く doorsドア.
Poetry works作品 as a mirror.
114
521004
5238
詩の世界は様々な物事への扉を開き
鏡のような役割を果たします
08:58
It creates作成する a mirror, whichどの is the poem.
115
526417
3345
詩という鏡を作り出します
09:01
They recognize認識する themselves自分自身,
they look at themselves自分自身 in the poem
116
529762
3983
そこに映る自分の姿を確認し
詩に映し出される自分を観察し
09:05
and write書きます from who they are,
and are from what they write書きます.
117
533745
5063
自分が何者なのかを書き
書いたものが自分自身を形作ります
09:10
In order注文 to write書きます,
118
538808
2705
書くためには
09:13
they need to appropriate適切な
the moment瞬間 of writing書き込み
119
541513
4191
書くことが可能になる時間を
最大活用する必要があります
09:17
whichどの is a moment瞬間
of extraordinary特別な freedom自由.
120
545704
3451
書いている時に経験する自由は
桁違いですからね
09:21
They have to get into their彼らの heads,
searchサーチ for that bitビット of freedom自由
121
549155
2943
自分の頭の中を探らねばなりません
09:24
that can never be taken撮影 away
when they write書きます
122
552098
5026
創作中には絶対に奪われることのない
わずかな自由を探すわけです
09:29
and that is alsoまた、 useful有用
to realize実現する that freedom自由 is possible可能
123
557124
3511
刑務所の中でさえ
自由になれるということに
09:32
even inside内部 a prison刑務所,
124
560635
2338
気づくことは有意義です
09:34
and that the only barsバー we have
in our wonderful素晴らしい spaceスペース
125
562973
5262
自分が過ごすこの素晴らしい空間に
存在する鉄格子は
09:40
is the wordワード "barsバー,"
126
568235
1862
「鉄格子」という言葉でしかないことや
09:42
and that all of us in our hell地獄
burn燃やす with happiness幸福
127
570097
3862
その言葉の芯に光を灯す時
この地獄にいる私たち全員が
09:45
when we light the wick of the wordワード.
128
573959
3710
幸せに身を焦がすのだと
気づくことに意味があるのです
09:49
(Applause拍手)
129
577669
3000
(拍手)
10:17
I told you a lot about the prison刑務所,
a lot about what I experience経験
130
605143
6454
さてここまで 刑務所についてや
毎週 私が経験している事について
10:23
everyすべて week週間, and how I enjoy楽しんで it
and transform変換する myself私自身 with the inmates受刑者.
131
611597
4581
どれだけ私が楽しみ 受刑者と共に
変わっていっているか沢山お話ししました
10:28
But you don't know how much I'd like it
132
616178
3415
でも実際に 私が毎週
楽しんでいることや
10:31
if you could feel, liveライブ, experience経験,
even for a few少数 seconds,
133
619593
5566
現在の私をいう人間を作ってくれたものを
皆さんが少しの間でも
10:37
what I enjoy楽しんで everyすべて week週間
and what makes作る me who I am.
134
625159
4335
リアルな体験として感じられたらと
願ってやみません
10:44
(Applause拍手)
135
632151
3000
(拍手)
10:53
Martマートín BustamanteBustamante:
The heartハート chews噛む tears of time;
136
641228
4231
(マルティン・ブフタマンテ)
時間が流す涙を心が噛み砕く
10:57
blinded盲目 by that light,
137
645464
2882
光に目が眩み
11:00
it hides隠す the speed速度 of existence存在
138
648346
3375
存在のスピードを隠してしまう
11:03
where the imagesイメージ go rowingローイング by.
139
651721
2153
そこには悠然と進む光景がある
心は葛藤し しかし持ちこたえる
11:05
It fights戦う; it hangsハングする on.
140
653874
2973
11:08
The heartハート cracks亀裂 under sad悲しい gazes凝視,
141
656847
3702
悲しい目で見つめられ
心にひびが入り
11:12
rides乗り物 on storms that spread普及 fire火災,
142
660554
3773
炎を広げる嵐に乗って
11:16
liftsリフト chests lowered低下した by shame,
143
664327
3124
恥ずかしさで しぼんだ胸を張る
11:19
knows知っている that it's not just reading読書
and going on,
144
667451
3176
ただ朗読し続けるだけが
手段ではないと知っており
11:22
it alsoまた、 wishes願い to see the infinite無限 blue.
145
670627
3825
終わりのない青を望んでもいる
11:26
The heartハート sits座る down to think about things,
146
674457
3728
心は腰を落ち着けて
あれこれと考えを巡らせ
11:30
fights戦う to avoid避ける beingであること ordinary普通の,
147
678185
2712
平凡であることを
避けようと葛藤したり
11:32
tries試行する to love withoutなし hurting傷つける,
148
680897
3423
傷つくことなく愛そうとする
11:36
breathes呼吸する the sun太陽,
giving与える courage勇気 to itself自体,
149
684320
3703
太陽を吸って
勇気を吐き出し
11:40
surrenders降伏, travels旅行 toward〜に向かって reason理由.
150
688023
4368
屈服し
道理を求めて旅をする
11:44
The heartハート fights戦う among the swamps沼地,
151
692391
2903
心は沼地の中で戦い
11:47
skirtsスカート the edgeエッジ of the underworldアンダーワールド,
152
695294
3525
地獄をつな渡りする
11:50
falls落ちる exhausted疲れた, but won't〜されません give in
to what's easy簡単,
153
698819
4282
疲れ果てても
安易さの誘惑には負けず
11:55
while irregular不規則な stepsステップ of intoxication中毒
154
703101
2489
酩酊というガタガタの階段を歩き
11:57
wake目覚め up,
155
705590
1577
目を覚まし
11:59
wake目覚め the stillness静止.
156
707167
1890
静寂を覚ます
12:01
I'm Martマートín BustamanteBustamante,
157
709057
1972
俺はマルティン・ブフタマンテ
12:03
I'm a prisoner囚人 in Unit単位 48 of Sanサン Martマートín,
158
711756
3498
サン・マルティンの第48刑務所の
囚人です
12:07
today今日 is my day of temporary一時的 release解放.
159
715254
2858
今日は仮釈放の日です
12:10
And for me, poetry and literature文献
have changedかわった my life.
160
718112
3672
詩と文学は
俺の人生を変えてくれました
12:13
Thank you very much!
161
721784
1121
本当にありがとう!
12:14
Cristinaクリスティーナ DomenechDomenech: Thank you!
162
722905
1420
(クリスティーナ・ドメネック)
ありがとう!
12:16
(Applause拍手)
163
724325
2320
(拍手)
Translated by Tamami Inoue
Reviewed by Elena Pérez Gómez

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ABOUT THE SPEAKER
Cristina Domenech - Poet and educator
Cristina Domenech proposes to use language as an instrument of liberation and as a way to change the world.

Why you should listen
Writer and philosopher Cristina Domenech coordinates reading and writing workshops for kids and adults, including the inmates of the Centro de Estudiantes Rodolfo Walsh of the Centro Universitario San Martín (CUSAM) Universidad Nacional de San Martín, Unidad Penitenciaria 48, in Buenos Aires.

She has participated since 1995 in numerous conferences and meetings of national and international writers, among which include the International Festival of Poetry in Havana, Cuba, in 2009 and 2010 and Cosmopoética 2013 in Cordoba, Spain.

Her published works include “Impalpable” (1994), “Condensación de la Luz” (1998), Tierra Negra (1999), Demudado (2007), anthologies of poetry in 2010 and 2011, and most recently “Sintaxis del nudo” ("Syntax Knot").
More profile about the speaker
Cristina Domenech | Speaker | TED.com

Data provided by TED.

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