John Searle: Our shared condition -- consciousness
ジョン・サール: 意識 ― 私達人間に共通するもの
John Searle has made countless contributions to contemporary thinking about consciousness, language, artificial intelligence and rationality itself. Full bio
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科学や哲学の世界で
軽視されたテーマだからです
最も重要なものだからです
芸術などに関心があっても
意味がありません
主張しがちだからです
意識とは 紛れもなく
脳内部の機能を知ろうとしました
脳内部の機能を知ろうとしました
サンフランシスコ校に行って
科学者にはありがちなことです
ある高名な神経生物学者が
意識に関心を持ってもいいが
終身在職権を得るのが先だ」
このテーマに取り組んでいます
終身在職権を得られるかもしれません
終身在職権を得られるかもしれません
進歩したものです
奇妙な抵抗感や敵意を持つのか?
奇妙な抵抗感や敵意を持つのか?
宗教的な二元論の伝統です
属さないという考え方です
属さないという考え方です
魂と不死の伝統です
対立するとしながら ―
伝統があります
そもそも存在しないか ―
対象ではないという見方です
議論になりました
意識は主観的である ―
存在しえない」
身動きができません
とても難しいことです
ただひとつ ―
現象だということです
細胞分裂と同じです
みなさんもご存じでしょう
意識に関する厄介な問題は
ほとんど解消します
いくつか見ていきます
夕日も虹も錯覚だ
何か別のものである ―
コンピュータ・プログラムだ」
恥ずかしくなりますが
何か動かせるとでも?」
「見せようか?」と聞きたくなります
「見せようか?」と聞きたくなります
私が意識的に手を上げようとすれば
「腕はジュネーブの天気みたいだ ―
上がらない日もある」
上げたい時には 上がるのです
難しいと言われます
あらゆる状態から成るものです
あらゆる状態から成るものです
朝 目覚めた時に始まり ―
死ぬか 意識がなくなる時です
意識の一種です
検討するのは この定義です
意識ではないと考えます
「仮にその通りだとしても ―
現実世界に存在できるのか?」
ご存じでしょう
解決策はこうです
例外なくすべて ―
プロセスから生じ
水の流動性に似ています
流動性は水分子が液体を ―
分子の挙動に従って
無意識の状態へと変化します
無意識の状態へと変化します
こんなに単純なのです
取りかかりましょう
そのものを特定することで
反論していきましょう
反論していきましょう
他のものに還元できない点です
と言うように 意識の中では
と言うように 意識の中では
沈んでいくように見えます
実際に起きている事とは違います
当てはめることはできません
問題にする場合 ―
私にこう言ったとします
意識がないという結論に至った
などとは考えません
少しも考えないのは
自分では疑えないからです
指摘したところで
無視することはできません
問題の種になっています
備えているという点です
違った何かがあります
人間や動物といった主体 ―
何らかの自己の
できる可能性はあっても
仕組みが不明なので
作れる状況ではありません
現れることです
目の前にいる人々の映像と
床を踏む自分の靴の重さとを
1つの大きな意識の場の
実現するのは不可能なことです
ロボット工学の分野で
発見されるまで
手に入らないのです
意識が 私達の行動の
科学的に示しましたが
どういう仕組みで
信号が到達すると
アセチルコリンが分泌されると
すごいことが次々起こって
考えてみてください
感覚的で心的な性質があると
脳内の思考であると同時に
せっせと分泌することや
現象でもあるのです
私達が意識の問題を
時代遅れだということです
神経生物学的にも
それでも事象は一つです
いくつかに答えていきましょう
「意識は錯覚で存在しない」です
気にしなくていいでしょう
気にしなくていいでしょう
今でも耳にするかも知れません
今でも耳にするかも知れません
本当は何か別のものである
コンピュータ・プログラムで
適切なプログラムを手に入れればいい
適切なプログラムを手に入れればいい
プログラムを持てる位 ―
どんなものでもいい」
はっきりしています
少しでも考えたことがある人なら
記号を操作することだからです
どんな記号でも使えます
2進コードでプログラムできることが
定義する特徴です
定義する特徴です
記号的なものです
それ以上のものがあります
内容も持っています
30年以上前のことです
30年以上前のことです
簡単にお話しします
観察者から独立しているという考えです
カクテル・パーティーや ―
意識が作り出すものです
捉え方に依存します
建物群が大学になるのです
考えてみてください
絶対的なものでしょうか?
変わりはありません
解釈なしには存在しません
処理を実行するか ―
機器を持つかのどちらかです
ものではありません
お金をかけているんですから
主観性・客観性と ―
主観性・客観性です
主観的な存在である領域 ―
感覚や感情 認識といった ―
対象であってもです
対象であってもです
科学は客観的だから
と言うのは冗談みたいな話です
できの悪い冗談です
科学的に捉えようとします
約束しましたが
少し考えれば間違いだとわかる ―
最大級の恥である」
イコールだと思いますか?
痛みに対する反応との
なぜこんな間違いをしたのか?
繰り返し登場しますが
他のものに還元できない存在と認めたら
人類の進歩も希望も すべて ―
対象として認めるべきです
対象として認めるべきです
ABOUT THE SPEAKER
John Searle - PhilosopherJohn Searle has made countless contributions to contemporary thinking about consciousness, language, artificial intelligence and rationality itself.
Why you should listen
American philosopher John Serle has made countless contributions to contemporary thinking about consciousness, language, artificial intelligence and rationality itself. In his early work, he focused on the nature of language and what we are conveying when we speak and how the intention behind what we intend to say can the meaning of words from context to context.
He is best known for his “Chinese Room” thought experiment, which challenges the notion of a truly intelligent artificial intelligence. In it, he imagines a room containing an individual, who speaks only English, working with a set of English instructions to write a series of Chinese characters in order to anonymous communicate with a Chinese speaker outside the room. If that individual follows the instructions carefully, she can effectively fool the Chinese speaker into thinking he’s talking to someone who understands his language. Serle argues that, at the very least, the metaphor raises deep complications as to whether or not one can truly describe convincing simulations of intelligence as intelligent.
He remains of firm believer that subjective experiences are real -- even if they don’t always describe things are they really are -- and are worth thinking about in objective terms because of it.
John Searle | Speaker | TED.com