TED2019
サラ・ケイ: 鳥でできた鳥
サラ・ケイは友人の詩人カヴァ・アクバルの言葉を引用して言います。「お前の書こうとしている詩は宇宙が既に書いている」。詩「鳥でできた鳥」のパフォーマンスを通して、どこでどのように詩を見出すのかを彼女が語ります。 ※サラ・ケイはTEDのポッドキャスト “Sincerely, X” (Xより) のホスト役です。 luminary.link/tedにあるLuminaryアプリでお聞きになれます。
TED2019
サラ・ケイは友人の詩人カヴァ・アクバルの言葉を引用して言います。「お前の書こうとしている詩は宇宙が既に書いている」。詩「鳥でできた鳥」のパフォーマンスを通して、どこでどのように詩を見出すのかを彼女が語ります。 ※サラ・ケイはTEDのポッドキャスト “Sincerely, X” (Xより) のホスト役です。 luminary.link/tedにあるLuminaryアプリでお聞きになれます。
TEDxTaipei
文章を読み、書くことで、他の人々や自分自身に思い切って近づくことにもなり得ます。作家のミッシェル・クオが、ミシシッピ・デルタの生徒に読み方を教えることで知った、書かれた言葉が持つ力とその力の限界をお話しします。
TED Residency
リンジー・アメルは『Queer Kid Stuff』の創設者です。『Queer Kid Stuff』とは、ジェンダーやセクシュアリティに関する複雑な考えを、音楽や比喩表現を通して、かみくだいて説明する教育番組のシリーズです。アメルは、子供達やその家族に自己表現のための言葉を紹介することで、共感してくれる大人を増やしたいと考えています。そして、時には自分らしくいることさえも危険になりうる世界で、人をありのままに受け止める大切さを伝えています。「子供達には、自分が自分であることに、そして何にでもなれる自分に誇りを持って成長してほしいのです」と、アメルは語ります。
TED2019
古代文明の人々は、どうやって巨石を動かしてストーンヘンジやピラミッド、イースター島の像を作ったのでしょうか? この短くも楽しいトークで、TEDフェローのブランドン・クリフォードは過去の建築の秘密を明かし、こうした巧妙な手法を未来に残る建造物を作るのにどう使えるかを教えてくれます。「30年か60年の寿命を想定して建造物を設計する時代にあって、どうしたら永遠に人を楽しませるものを作れるかを知りたいのです」と、彼は言います。
TED2019
ダニエル・リズモアのクローゼットは、きっと皆さんのものとは一味違うものでしょう。彼が身にまとう服は、ビール缶やプラスチック製のクリスタルからダイヤモンド、最高の絹、そして2千年もののローマ時代の指輪まで様々な物で作られています。この衝撃的なトークで、リズモアは彼の凝ったアンサンブルの裏にあるビジョンを紹介し、アート作品として生きることがどういうことかを語ります。「誰もが自分の最高傑作を作ることができます。皆さんも、いつか試してみてください」とリズモアは言います。
TED2019
あなたの足の下の地面は膨大な不思議な微生物の棲み家で、地下で何百年、何千年と生き続けるものもいます。いったいどんな生き方をしているのでしょう? コスタリカの火山や温泉を巡る旅に出て、微生物学者カレン・ロイドが光を当てる地下の生命と、それが地上の生き物にどれほど大きな影響をもたらしうるのかという話に耳を傾けましょう。
TED2019
デザインとは未来に形を与えることだと、建築家のビャルケ・インゲルスは言います。彼のチームが手がけた建築プロジェクトの世界ツアーで、スキー場も兼ねた廃棄物発電所や、デンマークのブロックでできたレゴハウスを巡り、さらにはニューヨーク市の最先端の対洪水インフラや、気候変動に適応できる野心的で持続可能な水上都市の計画を覗いてみましょう。
TEDxFondduLac
怒り研究家のライアン・マーティンが、人はなぜ怒るのかをこれまで研究してきた経験に基づき、怒りが起こる背景にある認知プロセス、健全な怒りであればむしろ有用であるのはなぜかを解説します。 「怒りという感情が私たちに備わっているのは、私たちの祖先が、人間になる前も、なった後も、怒りのおかげで進化の上で優位に立てたからです」
TED2019
頭足類に分類されるタコやイカは、奇妙で大きな分散した脳を持っています。それほどまでの神経系を使って何をするのでしょう? 海洋生物学者のロジャー・ハンロンと一緒に海に潜り、頭足類が皮膚の色や凹凸を瞬時に変える驚くべきカモフラージュ能力を見てみましょう。そのスマートな皮膚や、それを洗練された方法で用いる能力は、別の形態の知性があり得ることの証拠かもしれません。それがAIや生地や化粧品などにどんな大きな変化をもたらしうるか学びましょう。
TED2019
アメリカにおいて黒人が食事し、歩き、何であれ「黒人として生きる」行為を犯罪視した白人が警察に通報するという現象を、バラトゥンデ・サーストンが追求します。時に笑いを誘いつつ考えさせる奥深い講演を通じ、彼は心に傷を残すような話を癒される話に変える言葉の力を示し、私たちみんなにレベルアップすることを求めます。
TED2019
ハリウッドは世の中の実際の姿を否定するのをやめるべきだと、女優・監督であり、活動家でもあるアメリカ・フェレーラは言います。自分自身のこれまでのキャリアをたどりながら、メディアにおいて様々な文化が正しく代表されるべきこと、そして私たちのストーリーの語られ方を変えるべきことを訴えます。彼女いわく「存在感は可能性を生み出します。世の中で活躍している人の姿が、自分をどう見るか、自分の価値をどう考えるか、自分の将来をどう夢見るかに影響するんです」
TED2019
健全な人間関係というスキルを理解し、実践することについてのトークで、ケイティ・フッドは不健全な人間関係に陥っている可能性を示す5つのサインを教えてくれます。これは恋愛関係にも、友人関係にも、家族関係にも当てはまるものです。そして敬意と優しさと喜びをもって愛するために、日々できることを共有してくれます。 「愛情というのは本能であり、感情です。しかし、よりよく愛することのできる能力は、時間をかけて育み、改善していくことのできるスキルなのです」と、彼女は言います。
TED2019
利益、金、株主、それが今日の企業で最優先されるものです。しかし何を代償にしてでしょうか? チョバーニの創業者ハムディ・ウルカヤが、世界の企業のリーダーに向けて古いビジネス戦術論は捨てよと言い、人を利益より優先する新しい「反CEO戦術論」のビジョンを披露します。「これが利益と本当の豊かさの違い」なのだと。
TED2019
技術を駆使したデモを交えた目を見張る講演で、ソフトウェア研究者のダグ・ローブルが毛穴や皺まで正確に再現された自身のリアルタイム3次元アバター「デジ・ダグ」を紹介します。慣性センサー式モーション・キャプチャ・スーツとディープ・ニューラル・ネットワークと膨大なデータの力で、デジ・ダグはダグ本人の感情(それに血の流れやまつげの動きまで)を、驚くような精細さで再現します。このワクワクする新技術がいかに生み出されたのか、そして映画やバーチャル・アシスタントなどにいかに応用できるのかをお聞きください。
TED2019
睡眠はあなたの生命維持装置であり、母なる自然が限りなく不死を目指した結果である、と睡眠科学者のマット・ウォーカーは言います。眠りについての科学に深く切り込むこのトークで、ウォーカーは、脳と身体の両方に、睡眠を取ることで起こる素晴らしい利点について、そして睡眠不足によって引き起こされる、目を見張るほどの不利益について教えてくれます。学習や記憶、免疫機能や遺伝情報に至るまで、睡眠があなたにもたらす影響について聞いてください。よく眠るための役立つヒントも得られます。
TEDxMileHigh
タトゥーはただ美しいだけでなく、機能性も備えたものになり得るでしょうか? ナノテクノロジー研究者のカーソン・ブランズが、先端技術を用いたタトゥーの研究を紹介します。これは環境により変化するもので、例えば、色が変わることで日焼けしていることがわかるインクなどが挙げられています。タトゥーを利用することで、自分の健康状態を常に確認できるようになるかもしれないと、彼は語ります。
TED2019
デザイナーのイワン・プピレフは、日常的な物をテクノロジーと統合して、もっと役に立つ楽しいものにしたいと思っています。たとえば電話をかけられるジャケットとか、鍵盤のように弾ける鉢植えの植物とか。この講演とデモを通し、プピレフはインターネットと深く繋がっている物の世界というビジョンと、それがちょっとした協同作業によって実現可能なことを示します。この講演で披露された最新のデバイスJacquardは、現在すべてのデザイナーに利用可能になっています。
TED2019
世界の出生率、女性1人あたりの子供の数は、この50年間で半分になりました。子供の数が減ることは人類の将来にどんな意味を持つのでしょう? この可笑しくも目を開かれる話で、ジャーナリストの (自称疲れ切った父親) ワジャハット・アリが、現在のトレンドがどんな予期せぬ問題を生むことになるのかを検証し、なぜ人々がもっと子供を持ちやすくする必要があるのかを語ります。「子供を持つことができ、持つという選択をする人は、どうかこの命という美しいものを伝えてください。優しさと包容力と思いやりと愛情をもって」
TED2019
ハンナ・ギャズビーによる大人気作品『ナネット』はコメディの常識を覆しました。真実と目的について語るこのトークで、ギャズビーの3つのアイデアと3つの矛盾について語ります。そうじゃなかった?
TED2019
他の人を助けることで、人は幸福を感じることが研究で示されています。しかし社会心理学者のエリザベス・ダンは、その寛大さと喜びに関する画期的な研究で、そこには落とし穴があることを見つけました。助けるやり方が重要だということです。人を助けるやり方で鍵となる点を1つ変えることで、より多くの効果を生み出し、自分の幸福度も高められることを学びましょう。ダンは言います。「与えることを単なる道徳的責任ではなく、喜びの源として考えてみてください」
TED2019
植物は驚くべき「機械」である ― 何百万年もの間、植物は空気中の二酸化炭素を吸収して地下に収蔵し、世界の気候を保っていたのですから。植物遺伝学者のジョアン・コリーは、この特別な能力を拡張すべく研究を進めています。ソーク植物/分子・細胞生物学研究所の同僚たちとともに、コリー博士はより多くの炭素を地中深くに何百年も保持できる植物を作り出そうとしています。こうした過給植物が気候変動を緩やかにするのに、どう貢献できるのか、見ていきましょう。 (この大胆な計画はAudacious Projectという、世界的な変革を生み出し、投資するTEDのプロジェクトの一環です)
TED2019
化学生物学者のデイヴィッド・リューが、画期的な科学的発見の話をお聞かせします。DNAを書き換えられる塩基エディタの開発です。遺伝子編集におけるこの大きな展開は、CRISPRの夢を新たなレベルに引き上げます。CRISPRタンパク質が、特定のDNA塩基配列を切断するようプログラム可能な分子のハサミだとしたら、塩基エディタはDNAの1文字を直接書き換えられる鉛筆です。この分子の機構がどのように働くのか、そして遺伝病が治療できるだけでなく完治さえする可能性がいかに開けるのかを学んでください。
TED2019
5500万光年離れた銀河の中心に、太陽数十億個分という超大質量ブラックホールがあります。史上初めて、その姿を見ることができます。「イベント・ホライズン・テレスコープ」チームのリーダーである宇宙物理学者シェパード・ドールマンが、TEDのクリス・アンダーソンを相手に、ブラックホールの初の画像と、その撮影のための壮大な世界規模の努力について語ります。
TED2019
Twitter(ツイッター)を救うことはできるのか? TEDのクリス・アンダーソンとウィットニー・ペニントン・ロジャースとともに多岐にわたる話をする中で、Twitterの最高経営責任者であるジャック・ドーシーが、Twitterの未来について語ります。彼は嫌がらせ行為とその調停というTwitterが抱える問題を認めつつ、健全かつ互いを尊重し合う対話を促すような抜本的な変革を提案します。「Twitterは人々が日々価値を見いだせるようなものを提供できているのだろうか?」とドーシーは自問します。
TED2019
ジャーナリストのキャロル・キャドウォラダーが、最も不審な近年のニュースを掘り下げた見逃せないトークです。2016年、イギリスでの国民投票で僅差の末に欧州連合(EU)を離脱することが決定されました。このニュースを辿った末に浮かび上がったのは、誤解を招くようなFacebookの広告が、無防備なブレグジットの浮動層をターゲットに大量投下されていたという事実です。2016年のアメリカ大統領選にも、同じ黒幕と同じ戦術の関わりが見られます。キャドウォラダーは、これは歴史的な過ちだとして、名指しで「シリコン・バレーの神々」に問いかけます。自由かつ公正な選挙はもはや過去のものなのでしょうか?
TEDxCreightonU
沈黙の世代、ベビーブーム世代、X世代、ミレニアル世代、Z世代—今や5世代が職場で共存しています。それぞれがお互いに対して持っている既成概念は、生産性やコミュニケーションをどれだけ妨げているのでしょうか? 社会心理学者のリア・ジョージズが、実は世代と世代の間には相違点よりも類似点のほうが多いのだと論じ、多世代の職場の舵取りをするために役立つ戦略を提案します。
TED Salon: Education Everywhere
刑務所から出所する数週間前、ジャレル・ダニエルズは服役囚と検察官が机を並べて学ぶ授業を受講しました。一緒に座ってフランクに対話をするうち、服役囚たちの口から、刑事司法制度に関する驚くべき事実が明かされ、そして真の改革を生み出すアイデアが提案されました。現在、大学で学び、活動家でもあるダニエルズが、裁く者と裁かれる者が共に教え合うことがいかに司法制度を改革し、社会全般の問題を解決することにつながるのかについて語ります。
TED Salon U.S. Air Force
なぜ私達は時に手遅れになるまで、金融危機や気候変動のような大問題から目を背けるのでしょう? 政策ストラテジストのミシェル・ウッカーは、稀で予測できず避けがたい惨事を指す「ブラックスワン」という俗説を、私達が敢えて無視している回避可能な危険である「灰色のサイ」という現実に置き換えるよう訴えます。そして私達が予測可能な危機に驚かされる理由を説明し、あなたの人生の中で今まさに突進してくるサイがいるかもしれない兆候を示します。
TEDxAuckland
ロケット科学者が登場するとずっと前から、宇宙飛行への想いは世代を超えて人々の心に伝えられてきました。TEDフェローでありNASAでエコノミストを務めるアレクサンダー・マクドナルドが、エドガー・アラン・ポーからジュール・ヴェルヌ、そしてH・G・ウェルズたちの300年もの歴史を誇る空想科学小説がいかに宇宙探査の文化を刺激したのかを、素晴らしい映像と共に紹介します。ガチョウ仕立ての機械を月に送る話を題材として、物語がどのように現実になるのかを魅力的に語ります。
TEDWomen 2018
作家でありポッドキャスターでもあるノラ・マキナニーは、悲しくも愉快なトークで、自らの辛い経験から学んだ生と死に関する知恵を話します。現実的に考えて、いつかは私たち全員に影響することとなるものに対する彼女の率直なアプローチは、心が張り裂けそうな気持ちにさせられると同時に解放的でもあります。非常に力強く、彼女は悲しみに対峙する方法を変えるように促します。 「悲しんでいる人も、またいつか笑ったり微笑んだりする時が来ます。前へ進む時が来るのです。でもそれは悲しみを忘れて次へ進んだということではないのです」と、彼女は言います。