TED2015
グレッグ・ゲイジ: 自分の脳で他人の腕を操る方法
グレッグ・ゲイジは、脳科学を皆の手の届くものにすべく活動しています。この楽しく、ちょっと不思議なデモで、神経科学者でTEDシニア・フェローであるゲイジは、シンプルで安価な手作りキットを使って、参加者の自由意思を取り上げてしまいます。マジックではなく、実際にそう機能するのです。百聞は一見にしかず、ぜひお楽しみください。
TED2015
グレッグ・ゲイジは、脳科学を皆の手の届くものにすべく活動しています。この楽しく、ちょっと不思議なデモで、神経科学者でTEDシニア・フェローであるゲイジは、シンプルで安価な手作りキットを使って、参加者の自由意思を取り上げてしまいます。マジックではなく、実際にそう機能するのです。百聞は一見にしかず、ぜひお楽しみください。
TED2015
人工知能は飛躍的に知的になっています。ある研究は今世紀中に人工知能の知性が人間並みになると示唆しています。「機械の知性は人類が発明する必要のある最後のものになる」とニック・ボストロムは言います。哲学者であり技術の研究者でもある彼は、我々が構築しつつある考える機械が動かす世界のことをよく考えるよう求めています。我々の作り出す知的な機械は人類とその価値を守る助けとなるのでしょうか、それともそれ自身の思惑を持つようになるのでしょうか?
TED2015
伝説的コレオグラファー(振付家)のビル・T・ジョーンズ、TEDフェローのジョシュア・ローマンとソミは、TED2015のステージに上がった時どうなるか正確に知っていたわけではありません。彼らにあったのは、コラボレーションによる創造の有様をじかに観客に見せたいという思いだけです。それが結実したのが『赤い円と青いカーテン』という卓越した即興作品です。ぜひともご覧ください。
TED2015
パメラ・ロナルドは植物の病気やストレスに対する抵抗性遺伝子を研究しています。この目を見張るようなトークで、洪水でも生き残ることのできるイネ品種を開発するために、10年間も研究に取り組んだ経験について話してくれます。他にも1950年代にハワイのパパイヤ産業を遺伝子工学が危機から救った例などを通じて、増えつつある人口に食料を安定供給するためには、遺伝子組換えが最も効果的な方法かもしれないと話します。
TED2015
子供のとき、両親や先生から奇妙に思えるアドバイスや、混乱させられるような助言を受けたことが誰しもあるでしょう。幼いクリント・スミスにとっては、この経験はある晩の出来事に集約されています。彼が暗い駐車場で、白人の友達と一緒に水鉄砲で遊んでいたときのことです。この心に深く訴えるトークで、詩人であるクリント・スミスは、彼の父親が見せた怒りと恐れに満ちた反応について描写します。
TED2015
公民権を専門とする弁護士のゲイリー・ホーゲンは「1980年代以降、援助しようとする人々の思いやりの心の大きな波によって、地球規模の貧困が減少した」と話します。しかし、世界規模で金銭面での支援が行われているにも拘らず、ある隠れた問題が蔓延することで貧困は残り続けています。ゲイリー・ホーゲンがこの隠れた根本的原因を明らかにします。我々はこの事実を認識してそれに対処しなくてはなりません。
TEDYouth 2014
体長15mの肉食恐竜スピノサウルスは、9,700万年前川で獲物を狩っていた「太古のドラゴン」です。古生物学者ニザール・イブラヒムと彼のチームが発見したのは、モロッコのサハラ砂漠で崖に埋まっていた新たな化石でした。この発見によって、初めて発見された泳ぐ恐竜で、しかも肉食恐竜の中で最大だった可能性がある生物について、次第に明らかになってきたのです。
TED2015
ジャダイア・アイスラーは、子供の頃夜空に魅了され、そして、今、非常に活動的な超巨大ブラックホールを研究する天体物理学者です。このトークで、アイスラーは私達を地球から何兆キロ遥か彼方へといざない、地球に向かって強力な粒子のジェットストリームを放っている、太陽の10億倍から100億倍までもの質量を持った超巨大天体を私達に紹介します。
TED2015
人は独りでいる時より誰かと一緒の時の方が30倍も多く笑うことを知っていましたか?認知神経科学者のソフィー・スコットによる早口でアクション満載、そしてもちろん笑いの渦を巻き起こすトークが、笑いの科学に関する驚くべき事実を教えてくれます。
TED2015
他の惑星の生命と言えば小さな緑の宇宙人を想像しがちですが、実際には微生物である可能性が高いでしょう。惑星科学者のナタリー・キャブロールが私たちに教えてくれるのは、火星の微生物探査の内幕です。この探査は、意外にもアンデス山脈の隔絶した地にある湖で行われています。空気は薄く大地は紫外線に晒されるこの極限環境が、35億年前の火星に似ているためです。この環境に、どうやって微生物が適応しているかを理解すれば、火星のどこを探査すれば良いかがわかるかもしれません。そして、微生物が進化を遂げて文明が成立する一方で、死に絶えてしまう場合がある理由を知る手がかりを与えてくれるでしょう。
TED2015
ポール・チューダー・ジョーンズ II世 は数十年来彼に富をもたらして来た資本主義を愛しています。それでも、このヘッジファンド・マネージャー兼慈善事業家は、利益のみの追求は「私たちの社会基盤を脅かしている」と表現しています。この思慮と情熱のトークで、彼は「公正さ」という概念を基盤とする彼の新たな巻き返し運動の計画を紹介します。
TED2015
インドの上級カースト出身の若者が、どうやって8万3千人もの子供達を奴隷労働から救い出したのでしょうか?ノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティーアーティが提案する、より良い世界を作る為の予期せぬアドバイスとは、「不条理な事に対して憤れ」です。サティーアーティが怒りから生まれたアイデアを行動に移し、生涯をかけてどのように平和に尽力してきたか、力強く語ります。
TEDxKyoto
東京にあるこの幼稚園では、5才の子供たちが交通渋滞を引き起こしたり、サンタクロースのための窓があったり・・・。建築家の手塚貴晴氏が設計した、世界で最も素晴らしい幼稚園です。この魅力的なトークで、彼が皆さんを案内するのは、子供が子供らしくなれる設計です。
TEDxSydney
報道写真家のバラット・アリ・バトーはアフガニスタンに住んでいましたが、その仕事が危険を招き、国を脱出しなければならなくなりました。バトーはハザーラ人 ―歴史的に国を追われた民族―でしたが、彼自身もパキスタンへと脱出することになったのです。しかし、そこさえも危険だったのです。安全な場所を求める旅は、飛行機のチケットを買えばよいという容易なものではなく、彼は密入国斡旋人にお金を払い、船で亡命をしようとする移民者の一群に加わりました。彼の鮮烈な写真が、厳しい海の旅の様子を伝えます。
TED2015
ロゼッタ計画の責任者、フレッド・ヤンセンは67P、別名チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に、2014年見事に探査機を着陸させました。驚嘆と笑いに満ちたヤンセン氏の話のなかで、彼は着陸機「フィラエ」を地球から5億km離れた彗星に下ろすために行った複雑な計算について触れています。また、そこに至るまでに撮影された、見事な写真も披露しています。
TED2015
社会で広がりつつある不平等に関するニュース。目にすると不安になるのは、なぜでしょうか? ダン・アリエリーが、新しい、驚くべき研究結果を紹介し、私たちが良しとする富の分配のあり方とはどういうものか、それが実際の統計にどう現われるのかを明らかにします。
TED2015
クリス・ミルクは最先端の技術を利用して、人を楽しませ魅了する驚異的な映像を制作しています。でもミルクにとって、制作活動の根底には常に「人間の物語」という動機が存在します。魅力あふれるこのショート・トークで彼が紹介してくれるのは、カニエ・ウェストやアーケイド・ファイアといったミュージシャンとのコラボレーションの一部です。それから彼の最新作となる仮想現実を使った目も眩むような実験的作品について説明してくれます。(このトークは、ゲスト・キュレーターにPop-Up Magazineを迎えたTED2015のセッションの一部です。Pop-Up MagazineのURLはpopupmagazine.com、Twitterアカウントは@popupmagです。)
TED2015
恒星天文学者でTEDシニア・フェローのルシアン・ウォーコウィッチは、NASAのケプラー計画に携わっていて、生命を保持できる場所を宇宙に探しています。だから火星については注意して考えるようにという彼女の言葉には耳を傾けるべきでしょう。この短い講演で彼女が主張しているのは、地球を駄目にしたときに移り住む場所として火星を見るのはやめて、惑星間探査と地球保護を共通の目的の2つの面として捉えるようにということです。彼女の言うように、地球のような惑星を探せば探すほど、地球の有り難みが分かるようになるのですから。
TED2015
オーストラリアの前首相、ケビン・ラッドは長い間中国の学生であり、過去数十年の勢力の増大についてユニークな視点を持っています。彼は中国の成長する野心が他の列強との衝突が避けられないのかを尋ね、新しい視点を提供します。
TED2015
2014年、世界はエボラの恐ろしい更なるアウトブレイクを免れる事が出来ました。何千人もの自らの犠牲を惜しまない医療従事者達の努力により―そして、率直に言えば単にとても幸運だったお陰で。 事態を振り返って、私たちにはもっとやるべきだった事が分かっています。アウトブレイクのシナリオに沿った計画立案からワクチンの開発、そして医療従事者達のトレーニング―ビル・ゲイツは今こそがあらゆる最善の方法やアイデアを実現する時だと訴えます。 「パニックに陥る必要はありません―でも今、始めなければならないのです。」
TED2015
ダニエル・キッシュは13ヶ月のときから目が不自由ですが、ある種の反響定位法(ソナー)を用いることで「見る」ことが出来るようになりました。彼は舌を鳴らすことで音を発し、それが周囲の環境に反響して返ってくる様子で、自分を取り巻く空間を理解することに役立てているのです。この活気あふれるトークで、キッシュはどんな風にこれを行うか実演し、私たちに「未知の暗闇」に対する恐れから解き放たれてほしいと述べます。
TED2015
デイム・ステファニー・シャーリーは、聞いたこともないような成功を収めたハイテク起業家です。1960年代にイギリスで、草分けとなる女性社員だけのソフトウェア会社を設立し、最終的に30億ドル企業に成長させ、70人の同僚を億万長者にしました。率直で時に笑いを誘う話を通して、彼女はなぜ「スティーブ」という名前で通したのか、どうやって当時の予想を裏切り成功したのかを説明します。そして上昇志向の女性を見分ける絶対確実な方法を教えてくれます。
TED2015
大切な人の話に耳を傾けることを通してその人を称えることができる静かな場所を作りたいという思いから、デイヴ・アイセイは2003年にStoryCorps (ストーリー・コー、お話し聞こう隊) の最初のブースをニューヨークのグランドセントラル駅構内に作りました。それ以来StoryCorpsは広がり続け、人々の声を集めた記録として世界最大のものになりました。彼がTEDプライズにかける願いは、人類の知恵を集めたこのデジタルの記録をさらに大きくすることです。StoryCorpsを全世界に広めようという彼のビジョン、そしてStoryCorpsアプリでインタビューをすることで、その一翼を担う方法をお聞きください。
TEDGlobal 2014
写真家のボニファス・ムワンギは祖国ケニアでの汚職に抗議したいと願っていました。そこで計画を立てます: 人々が多く集まる公の場で、友人と共に立ち上がり、野次を飛ばそうと。しかし、その時が来ると自分一人しかいませんでした。彼は語ります。そこで起きたことによって、真の自分の存在意義が見出せたのだと。彼は「人生には最も重要な日が2度ある。生まれた日と、生まれた理由を見出す日なのだ」と言います。写真も紹介します。
TED2015
陶芸師シアスター・ゲイツはシカゴのサウスサイドの忌むべき状況を変えたいと社会活動家となりました。 廃屋を生まれ変わらせコミュニティハブを作り、そこに住む人々を繋げ、インスピレーションを生み、そして新たな居住者も惹き寄せるのです。 この真摯なトークで、ゲイツは彼の「小さなヴェルサイユ宮殿」をシカゴに作るという情熱を説明し、文化がどんな場所でもどんな市でも生まれ変わらせる為のカタリストと成り得るという彼の熱い信念を語ります。
TED2015
同時多発テロの10日後にテキサスのコンビニで起きた衝撃的な襲撃事件は、被害者と加害者である2人の男の人生を狂わせました。『The True American』の著者アナンド・ギリダラダスが、この驚くべき話を通してその後の展開を語ります。これはアメリカで生きる上でたどり得る、2つの道に関する寓話です。そして2つの道が和解して1つになることを強く求めています。
TED2015
小さな子供は写真を見て「ネコ」や「本」や「椅子」のような簡単な要素を識別できます。今やコンピュータも同じことができるくらいに賢くなりました。次は何でしょう? この胸躍る講演で、コンピュータビジョンの専門家であるフェイフェイ・リーが、写真を理解できるようコンピュータに「教える」ために構築された1500万の画像データベースをはじめとする、この分野の最先端と今後について語ります。
TED2015
「残酷なスポーツを観て楽しむように、公然と侮辱するのは止めるべき」だとモニカ・ルインスキーは訴えます。1998年当時、個人的な信用を世界的な規模でほぼ一瞬のうちに失ったのは、彼女が初めてだったのです。彼女が経験したように、ネットで屈辱的な情報を晒されることは今では日常的な出来事になりました。彼女は勇気を出してネットにおける「屈辱の文化」を考察し、それとは別の道が必要だと訴えます。
TED2015
私たちが3Dプリントと思っているものは実際には2Dプリントを繰り返しているに過ぎず、しかも非常に遅いのだとジョゼフ・デシモンは言います。TED2015のステージで彼が披露するのはターミネーター2に触発されたという新技術で、従来の25〜100倍という速さで均質な強いパーツを作ることができます。3Dプリントが約束してきた大きな夢がついに実現されるのでしょうか?
TED2015
人間が感じ取れる光は全体の10兆分の1たらず—我々の経験する現実は生物としての肉体に制約されているのだと神経科学者デイヴィッド・イーグルマンは言います。そして彼はそれを変えたいと考えています。人の脳を研究する中から彼は「感覚チョッキ」のような新しいインタフェースを作り出し、身の回りの世界の今まで見えなかった情報を感じ取れるようにしています。